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もう一度、スタートライン。

2020年、転職。

年明け早々に派遣社員の3年ルールで契約期間が満了となって、もともと無期雇用も正社員登用もないと聞いていたので「やり切ったな」という思いになり、それまでは合間合間にやっていた転職活動に本腰を入れられる…と思った矢先のコロナ禍。

最終面接が突然取りやめになって、二次面接までの評価で採用が終わってしまったり、応募してもその後に採用活動自体を見送られることもしばしばでした。

比較的影響は大きくないと言われていたWebディレクターの職ではあったけど、面接もオンラインになって温度感がわかりづらかったり、かといって気分転換に出かけるのもままならないし、失業認定でハローワーク行くたびに求職者もどんどん増えている気がするものでした。

失業保険が下りている間に仕事に就けるのだろうかと不安と焦燥の日々を過ごし、応募した企業も100社近くになり、とうに過ぎた転職35歳限界説が跳ね返せないのかと失意のように思ったなかで、どうにか採用してくれる会社に巡り合えたのは、九死に一生を得る思いでもあるのです。

仕事の文化がメールからチャットになった。

前の会社では、社内外のやり取りはメール、データは(物理的な)サーバー保管、Webの画面仕様書もA4判にきっちりと。ぎりぎりまでWindows7を使うデスクトップパソコンにカメラがないから会議は音声だけのSkypeという、古き習慣に捉われていて非効率この上ない働き方でやってきたけれど、新しい会社はSlackやG Suiteをフル活用、もちろんこのご時世なのでリモートもあり。

つまり、人との接触が対面や音声ではなく、テキストの文化に一気にシフトしたことで、ただ仕事の進め方を覚えるだけではなく、とにかくコミュニケーションがほぼほぼテキストという世界に様変わりしました。そしてその流れが速い。今どきのWeb業界においては、当然と言えば当然だし、そういう環境に慣れなきゃ、数年後にかなり置いて行かれるという危機感は持っていたので、環境的には希望に合っているのでもありますが、いきなり突っ込むと怖気づきますね。

人と会話(特に雑談)する際に結構アワアワしたりしまう性分なので、文章でのやり取りの方が合っていると言えば合っているのだけど、文章の伝わり方に気を遣ってしまい、推敲を重ねてしまうのが、早くも仕事上でネックになりそうな気がしてしまいます。

noteを見返して思ったこと

noteはサービスが始まって早々にアカウントを作って、いくつか記事を書いていたものの、今ほど機能は多くなかったり、いわば先駆者的な人のアカウントも多かったり、何となく気合を入れて書くような感じだったけれど、ここ最近、ふと気になるキーワードを辿った時に、自分と近いレイヤーだったり、同じような経験や性格を持ってる人たちが、さらっと書かれていることが少なくない場になってるなという気になりました。

ならば、自分も新しい環境に身を置いたのを機に「さらっと書いてポチッと送り出す」という速やかなアウトプットをすることに慣れるために、それと、自分の経験を書き記すことでで少しでも気持ちが楽になるような人がいればいいかもしれないと思えたのも、改めてnoteの良さかなと思えたのもあります。

マジメすぎず、続けていけたらな、と思っております。

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