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HSPなのか、ただの緊張しいなのか。

先日までやっていたKindle Unlimitedが2ヶ月99円で利用できるキャンペーンに乗じて、読みたい本がどれくらいあるかしらね、と登録して、今週、最初に読み始めたのが、HSPのことを書かれた本ではかなり読まれている(と思われる)『鈍感な世界に生きる 敏感な人たち』(著:イルセ・サン 訳:枇谷玲子)だ。

HSPである自分の妻に言わせると「あなたは別にHSPってことはないよ」と言われる。確かに、眩しいところが苦手で、ちょっと買い物で別行動を取った後に、後ろから「ねぇねぇ…」と声かけると飛び跳ねるように驚くし、電車に乗っている時も、特に話をしなければ遮音性のあるイヤーピースをするようにしているし、典型的なタイプの人から見たら、自分はまだ普通の範疇に見えるのかもしれない。

この本を読みながらも最初のテストでは点数がそれほど高くなかったので、「そんなもんなのかな」と思ったのだけど、読み進めていくうちにこれよく当てはまるんですけど?ってのがどんどん増えてきた。

・自分に課したルールに縛られている
・自分がどうあるべきか、高い基準を設けている
・罪悪感と羞恥心に苛まれる
・恐怖心を感じ、憂鬱になりやすい
・諍いが苦手

この辺り、私には全部当てはまりますね。

まだ読み途中なので、読み終えたときにはどんな心境になったり、腑に落ちることがあるかなと思いながらも、ただの緊張しいに帰結すると、うまく説明のつかない自分の性格や事象が増えるなぁという気分にもなる。

転職活動をしていると、ブランクがあったり心療内科に通っている理由を聞かれる時が一番困る。心療内科でもこれと言って病名を言われたこともなく、聞いてみても、いろんな条件に合致しない部分も多いらしいから、気持ちの問題みたいに捉えるしかないのかと思う。

とはいえ、身体的にもつらい思いをしてきたし、少なくとも、精神的には周りの人と比べると、繊細な面は多い方だと思えて仕方ないし、自分でも性格的には「自縄自縛」という言葉がぴったりなんじゃないかと、ずっと思っている。

長い文章が苦手で、とても労力を使う妻とは、この本を一緒に読みながら理解するのは難しそうだけど、通勤の合間に読みながら、自分の性格の理解とそれにどう向き合うか、HSPの人から見た視点くらいは話し合っていけたらいいな…。

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