音楽が主役の映画「BLUE GIANT」の感想

原作がシリーズ累計920万部を超える人気漫画として知られるアニメ映画「BLUE GIANT」が公開され、話題を集めています。映画は、ジャズをテーマにした作品で、音楽レビューサイトFilmarksで今年公開された映画の中で最高の4.3というスコアを記録しました。

音楽は世界的なジャズ・ピアニストの上原ひろみさんが手掛け、映画のサウンドトラックアルバムがiTunes Storeのアルバムランキングで総合1位を獲得しました。これは、ジャズのアルバムが日本のランキングで1位になる快挙であり、映画の音楽の完成度の高さを示しています。

アニメ映画における音楽の重要性は増しており、これは「君の名は」や「ONE PIECE FILM RED」などの成功にも見られます。また、音楽をテーマにしたアニメ作品の人気も上昇しており、「ヒプノシスマイク」や「ぼっち・ざ・ろっく!」などがその例として挙げられます。

映画「BLUE GIANT」は、原作者の石塚真一さんが「最大の音量、最高の音質で、本物のジャズを届けたい」というこだわりを持って制作されており、ライブシーンではロトスコープ、モーションキャプチャー、3Dと作画が組み合わされた複雑なアニメーションが用いられています。

現在の映画業界では、家で映画が楽しめるようになってきており、大作映画の興行成績が低迷しています。しかし、「BLUE GIANT」のような「本物の音楽」を体感できる映画が、映画館で視聴するべき映画の中心になっていく可能性があると言えます。映画「BLUE GIANT」を映画館で体感してみることをお勧めします。

映画「BLUE GIANT」に感動された方には、是非原作もお楽しみいただきたいと思います。原作の『BLUE GIANT』は、石塚真一さんによって描かれた漫画で、2013年から連載が始まりました。シリーズは以下の通り展開されています。

BLUE GIANT(全10巻)

BLUE GIANT SUPREME(全11巻)

BLUE GIANT EXPLORER(連載中)

映画では描かれていない部分や、さらに深くキャラクターやストーリーを楽しむことができます。原作もぜひお手に取ってみてください。

さらに、上原ひろみさんのライブに興味がある方は、彼女のオフィシャルウェブサイトやSNSで最新情報をチェックしてみてください。日本国内の公演は1年にあるかないかと限られていますが、その分貴重な機会となるでしょう。世界的なジャズ・ピアニストである上原ひろみさんのライブは、映画「BLUE GIANT」と同様、魂に響く素晴らしい体験を提供してくれることでしょう。

[2023/4/2 追記]

なんと!上原ひろみさんが、無料ライブイベント「J-WAVE & Roppongi Hills present TOKYO M.A.P.S Chris Peppler EDITION」に出演決定!したようです。

このイベントは、音楽、アート、パフォーマンスが集まる文化発信の場で、2023年5月5日(金・祝)と6日(土)に六本木ヒルズアリーナで開催されます。

上原ひろみさんは5月5日にソロピアノで出演予定。入場は無料で、ぜひ生の音楽を体感したい人は参加してみてください。

詳細は公式サイトで確認できます:


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