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脇腹をつりながら

皆さんお疲れ様です。ARASKAです。

今は自粛をしてなんぼなので睡眠を大事にしています。大好きなラジオを聴いて眠るのは笑い死にくらい大往生です。

そんな安眠している時に地獄に落とされる瞬間があるのですが、これってあるあるだと思うんです。

それは急に落ちるやつです。

これ分かりません?なんか体が落ちてわって声が出ちゃうこともありますよね?あれ?

あともう一つが急に体つるやつです。これありません?あれ?

体つって、隣で寝てる人を起こさないように身動き一つせず一切音を発さず、ずっと痛いまま耐えなくのです。痛みが治るとそっと眠りにつくのです。重症の患者にでもなったかのように大袈裟でしたね。

隣で嫁が寝ているというのもそうですが、普通に過ごしている時に体がつってもやっぱり言いにくいのはなぜなのでしょう。今日は職場で、トイレに行こうと席を立った途端にくしゃみが出る感じがしたので、かなり抑えめのくしゃみに収めるために全力の力を込めて、「くしゅん」とだけ発しました。

その時です。脇腹が急激に痛みだし、あ、つる!と思いました。思いが通じたのか、予告通りに筋肉はガチガチに固まり、事務所のドアを開けた時には完全につっていました。

つった!と言いたかったのですが言えず、まるで社会人一年目の緊張を表現しながら、ガチガチのままトイレに入りました。

このままトイレで痛みが治るまでとどまりたいのですが、あまりトイレに長くいるのも体裁がありますから断念し、軽くつったまま事務所に戻り何食わぬ顔で書類に目を通すのです。

これは恥ずかしいからなんですかね。仮に逆の立場で考えてみます。

つった!と大声をあげている人がいたとして、周りの反応は、

びっくりした!なに!

だと思うのです。声でかいし大袈裟だし少し腹が立つこともあるかもしれません。そう思われてると思うと怖くないですか?

私が周りにつっていることを明かさない理由は恥ではなく恐怖からだったんですね。恐れずに立ち向かうことは世の中では良しとされているようですが、私は今後もびっくりした!なに!の後に皆を笑わせる流れを作るイメージが湧かないので、一生つったことを明かせずにガチガチになり、死後硬直のまま生きていかなければないのでしょうね。

こんなオクシモロンな生き様も悪くないでしょう。

でも私の身の回りの人がつっていることを明かしてくれたならば、全力でその場の空気に応じて心配したり茶化したり筋肉を伸ばしてあげるように心がけます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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