adizero takumi sen9について


はじめに

今更感がかなりありますが
adizero takumi sen9を年末に購入し
ハーフマラソンで使用したところ
かなりいいタイムが出ました。
adizero takumi senシリーズを購入検討を
している友人の為にまとめたものですが
他に検討されている方の参考になるかもと思い
記事にすることといたしました。
お役に立つようであれば光栄です。
※様々なサイトにサイズ感や軽さなどの
定量的な数値はまとまっているようなので
主観的な部分を記載したいと思います。

<購入経緯>

普段からジョグを薄底シューズで行っている為か
ある一定の接地感が無いとシューズが
上手くコントロールできないと感じていました。
ex) ZOOM FLY 5がコントロールしきれない

その為接地感があり反発性もあるシューズを探していましたが
adizero takumi sen8以降が何となくニーズに合いそうと感じていました。

たまたま年末にセールがやっていたので
adizero takumi sen9を購入しました。

<サイズ感>


ネットで急いで買った為
試し履きなしでボストン10と同じ26センチを購入しました。

思ったよりも余裕がある作りでしたが
個人的にはサイズ感には満足しています。
ただ、もっとぴったりしたサイズを希望している場合は
0.5サイズ下げても問題ないと思われます。
※なお、私の足形は幅広めで甲はそこまで高くないタイプ。

<恐らく合うスピード感>

接地感がありスピードコントロールはしやすいです。
とはいえ、やはりレースシューズであり
4:30/kmより遅いスピードで走ること自体を
シューズが許してくれない感覚がありました。
(足を回すことを強要されるイメージ)。

<恐らく合う走法(ストライドorピッチ)>

足回りの良さから明らかにピッチ走法向けだと思われます。
ストライドでぐいぐいというよりも
ピッチで反発を活かしながらぐるぐる回していくと
自然とスピードが出ました。
もちろんある程度反発はある為
ストライドでも行けなくはないと思いますが
それであれば別のシューズも
選択肢に入ってくると思います。

<接地時のスイートスポットについて>

グラスファイバー製の五本指ロッドがある為
基本的にはフォア〜ミッドが望ましいと思います。
ただ、疲労でリアフットになってしまっても
ピッチは落とさずに走れました。
接地感覚がある為リアフットでも
重心移動が上手くできグラスファイバーのしなりを
利用できたためだと思われます。

<推進力について>

所謂厚底シューズをレースで
履いたことがないので100%とは言えませんが
反発による推進力は厚底シューズの方があると思います。
何故ならZOOM FLY 5の反発をコントロールできなかった私が
adizero takumi sen9はコントロールできたと感じる為
反発の強さは大きくはないのだと思います。

<足へのダメージについて>

今までのハーフマラソンでは
一番ダメ―ジがありませんでした。
ただ、シューズの直接的な恩恵というよりも
シューズのおかげで足の回転がスムーズで
ピッチを保つことができ、
足へのダメージが減ったという
間接的な恩恵だと思います。
※練習の継続もしているので
その影響もあると思います。

強いて言えばダメージとして
足の裏の母指球部分に
大きな水豆ができました。
ただ、シューズが原因というよりも
紐の結び方が甘かったのと
走り方が悪かったのが原因かと思っております。

おわりに

普段履いているジョグシューズが
薄底である影響が多分にあると思いますが
個人的には非常に使いやすく
スピードがでるシューズでした。
簡単にまとめると以下すべてに
当てはまる方はドンピシャかと思います。

・接地感覚を大事にしている
・ピッチ走法で180以上ある

以上です

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