前田T (Tシャツのおはなし)。

本

大阪在住、フリーランスのコピーライターです。音楽と映画と広告、そしてTシャツが好き。村上春樹さんの「村上T」にインスパイアされました。これは、自然に集まったTシャツコレクション… もっと読む

運営しているクリエイター: Toshiya Maeda ／コピーライター

親子でTシャツを共有。

息子も、この春から高校生。ようやく、私に背丈が追いつきました。今後、もっと大きくなるだろうし、Tシャツをあげるなら、今だ！というわけで、仕事場のロッカーに眠っているたくさんのコレクションの中からセレクトしてプレゼントすることにしました。まあでも、あげるとなるとねう〜ん、お気に入りのものは、もったいないな〜。でも、かわいい息子のためだしな〜、どうしようどうしよう、てな感じで、迷いに迷いました。で、息子に聞いてみると、「 Tシャツは、こだわりないねん、なんでもえ

Tシャツの刺繍とか、ワッペンとか。

（Tシャツのおはなし。その51）近くで見ないと、気づかないんですよね。 Tシャツの刺繍とかワッペンとか。遠くから見れば、ただのプリントと変わらない。あえて、手間をかけて、そういう加工を施すのは、作り手さんのこだわりなんでしょうね。この手のTシャツは大好きです。ネットだと、刺繍やワッペンに気づかずに Tシャツを買ってることがあるんですよね。実物を手にして、「あっ、この部分刺繍だったんだ」って。そんな時は、なんか得した気分になります。

これは、お気に入り。ロックT・バンドT。

（Tシャツのおはなし。その51）ライブ・コンサートへ出かけた時は、必ずTシャツを買います。いいのがないな、という時も必ず一枚は手に入れる。だから、お気に入りじゃないTシャツも持っています。正直、ロックT・バンドT・音楽Tというジャンルは、個性的なものが少ないような気がします。ライブへ行っても、大体、グッズコーナーで見る前に想像つくんですよね。ミュージシャンの顔アップ、あとはステージ写真か、レコジャケ。ヘビメタだと、ド派手なロゴマーク。曲名やアルバム名の

STOP温暖化Tシャツ。

(Tシャツのおはなし。その47) 「STOP！温暖化」というメッセージが込められたTシャツ。アウトドアやスポーツブランドでおなじみ、ノースフェイスのTシャツ。そういえば、昨年、いや２年前からかな？ノースフェイスのTシャツを着た人をよく見かけるようになりましたね。昔からある定番ブランドなのに、なぜ急に？？ちょっと前にチャンピオンのTシャツが流行りましたが、そんな感じの増え方ですね。で、ここのブランドのTシャツを持ってなかった私も、昨年、一枚購入しました。

夏の家族旅行が無くなった。

（Tシャツのおはなし。その48）夏の旅行は、我が家の家族イベントの一つなのですが、ここ数年、実現していません。じゃまをしてるのは、言うまでもなく、あいつです。コロナ、コロナ、コロナの野郎。我が家の場合、一泊二日という小型旅行なのですが、家族の絆がギュギュッと結び直される、そんな気がするんです。で、コロナがおさまったら、とずっと待ち続けているのですが、夏の旅行プランに、さらなる暗雲が。それは、気温です。コロナ前からその兆しがありま

おろせない Tシャツ。

（Tシャツのおはなし。その49）それは、おそろしく高価なブランドもの？（そんなお金ない。）海外で買って日本では入手できないもの？（海外なんて行く余裕ない。）何かの会員だけが入手できるもの？（会員なんてならない。）二度と手に入らないレアなTシャツ？（そんな Tシャツに出会わない。）ま、 Tシャツというものは、何年か経ったらショップから消えていくものだし、その時にしか買えないので、時が経てばレアになるんですけどね。じゃあ、それはどんなTシャツやねん？と

かわいいTと、きもいT。

（Tシャツのおはなし。その50）夏は、どこへ行くのも、ほぼTシャツ。プライベートでもビジネスでも、着用率は100パーに近い。会った人と、Tシャツの話になることがよくあります。よく言われるのが、「おっ、そのTシャツかわいいですね」という一言。イラストやキャラクターもののTシャツが多いからそうなるんでしょうね。正直、うれしいのですが、かわいいという意識で着たことはありません。それとともに、よくあるのが、かわいいとはまったく逆のキモいという言葉。「なんで

長年の眠りから目覚めた Tシャツ。

(Tシャツのおはなし。その46) 「タンスの中、整理してたら、 Tシャツ出てきたで」と、昨年、母から連絡がありました。ずっとずっと、その存在さえ忘れられ実家のタンスで眠り続けていた２枚のTシャツ。虫にも食われず、変色もせず、十分に着れるコンディションでした。う〜ん、Tシャツって、強いんだな。一枚は、これ。おなじみのベロT。ローンリングストーンズのTシャツです。いつ買ったか、どこで買ったか、覚えてないな。でも、そんなに昔でもないような気がするな、これは。

やっぱ好きだわ。キースヘリング。

(Tシャツのおはなし。その44) 今では、あちこちで見かけるキースヘリングのTシャツ。老若男女いろんな人が着ています。私が、初めてキースヘリングのTシャツを買ったのは、う〜ん、何年前になるのかな？　数十年前ですね。当時は、キースヘリングのポップアートも、そんなに知られてなかったし、 Tシャツなんて、探すのも、一苦労。（ネットもなかったしね）。やっと見つけたと思ったら、サイズが合わなかったり。値段がクソ高かったり。それでも、無理してかったんですよね。デカすぎて着れな

スタックス・レコードへのオマージュ。チャボT。

(Tシャツのおはなし。その43) 仲井戸“chabo”麗市Tシャツ。オーティス・レディングをはじめ、サム&デイヴ、ウイルソン・ピケット、アルバート・キングなど、R&Bを代表する数々のミュージシャンの音楽を生み出してきたスタックス・レコード。そんなスタックスを敬愛するミュージシャン仲井戸“chabo”麗市さんのツアーTシャツ。おなじみのフィンガースナップをデザインしたオマージュTシャツです。オマージュとパロディの違いは、ややこしいですが、オマージュとは

三軍Tシャツ。

(Tシャツのおはなし。その42)三軍Tシャツ。 Tシャツは、３つに分類しています。一軍、二軍、三軍。それぞれタンスの別の場所にしまっています。主力である一軍シャツは、お気に入りや特に大切にしているもの。二軍シャツは、一軍シャツの少し痛んだものや、気軽に着れるもの。三軍シャツは、買ってみたもののなんか違う、というものや、外へ着ていくのがギリギリというヨレ具合のもの。これ以外は、戦力外Tシャツ。外へ着ていけなくなったもの。こうなると部屋着やパジャマがわ

同窓会は、どんなTシャツで行こうか？

(Tシャツのおはなし。その41) 同窓会に着ていくTシャツ。今年の2月頃、SNSを通じて、「高校の同窓会やりまっせ！」というメッセージが届きました。開催は、この春。 Tシャツの上に一枚はおっておけばええやん、という季節。どんなTシャツを着ていくか、候補選びをしておくことにしました。膨大なコレクションの中から同級生連中が「ハハーッ」とひれ伏すような「イケてる」一枚を選ぶぞ。今回は、クラスではなく学年全体の同窓会。そうなると、絶対に避けたいのは、誰

ちょっと待った〜！！このTシャツ…。

(Tシャツのおはなし。その40) ちょっと待った！息子は、いま小６。思春期の入口というか、プチ思春期というか。ややこしい年頃です。最近は落ち着いてるんですが、ちょっと前。 4年生の後半ぐらいだったかな、ちょっとしたことで、すぐきげんが悪くなってキレるんで困ってました。気持ちは、わかるんだけどね、自分もその頃、そうだった記憶があるんで。泣く、叫ぶ、暴言を吐く、だけではなく、そのうち本気でつかみかかってくる。そういうときに限って、特に大切にしている

外出自粛とTシャツ。

(Tシャツのおはなし。その39) スティホーム。コロナウイルスの感染拡大に、ここ数日のおそろしいような猛暑。まるで、外へ出るな！という天からのお告げのよう。休みの日は、どうしても家にこもりがちになります。新しいTシャツを買ったら、それを着て外へ出かけたくなる。人に見せるために着るわけじゃないけどやっぱり家の中だけで着るのはつまんないですね。一枚のTシャツにまつわるエピソードや思い出みたいなものも生まれなくなる。このTシャツはネットで購