Toshiya Maeda / コピーライター

大阪在住、フリーランスのコピーライターです。音楽と映画と広告、そしてTシャツが好き。 …

Toshiya Maeda / コピーライター

大阪在住、フリーランスのコピーライターです。音楽と映画と広告、そしてTシャツが好き。 Tシャツのこと。言葉のこと。広告のこと。そして、大好きなミュージシャンのことを綴りたい。

マガジン

  • 前田T (Tシャツのおはなし)。

    大阪在住、フリーランスのコピーライターです。音楽と映画と広告、そしてTシャツが好き。 村上春樹さんの「村上T」にインスパイアされました。これは、自然に集まったTシャツコレクションを 記録するためのnote。「Tシャツ」というワンテーマでどこまで書けるかのチャレンジでもあります。

  • キャッチコピー(作品)集みたいなもの。

    自分がつくったコピーを、ちょっとした解説を添えて。自信作やらダメなものやら、掲載されたものから没コピーまで、なんでも載っけます。キャッチコピーはビジュアルとニコイチ、ビジュアル付きで載せる方がいいのだけれど、いろいろと問題があるので、基本コピーだけで。自分のためでもあり、営業目的もあったり、そんなマガジンです。

  • コピーライターの頭の中

    2008年2月、こんなタイトルでブログをはじめました。タイトルは、敬愛するボブディランの映画名をパロッたもの。このブログもほとんど更新しなくなったので、こっちで書くことにしました。頭の中にある、いろんなこと。ぼやきだったり、つぶやきだったり、メモだったり、日記だったり。

  • 忌野清志郎の言葉。

    音楽やメディアを通して届けられた、忌野清志郎の言葉。それは、強く、 やさしく、人を、そして時代を動かす力を持っていた。そんな彼の 言葉を振り返ってみたいと思った。過去に、SNSやブログ、掲示板で 書いたもののまとめ直しでもある。歌詞の解釈は、あくまで私が感じたこと。

最近の記事

  • 固定された記事

キャッチコピー、つくります。自己PRと自己紹介。

前田俊哉。大阪市在住、フリーランスのコピーライターです。 こんな仕事やってます、というPR。 経歴:(コピーライターになってから今までのこと)。 近畿大学卒業後、小さな広告代理店媒体部へ。 制作の仕事をやりたかったので、 印刷会社系の広告プロダクションへ。 ここで初めてコピーライターという肩書きをもらう。 その後、マス媒体中心の仕事を手掛けているプロダクションと CIに強いプロダクションで修行して、独立、今に至ります。 主な仕事:(広告制作)フリーランスになってから。

    • 親子でTシャツを共有。

      息子も、この春から高校生。ようやく、私に背丈が追いつきました。 今後、もっと大きくなるだろうし、Tシャツをあげるなら、今だ! というわけで、仕事場のロッカーに眠っている たくさんのコレクションの中からセレクトしてプレゼントすることにしました。 まあでも、あげるとなるとね う〜ん、お気に入りのものは、もったいないな〜。 でも、かわいい息子のためだしな〜、 どうしようどうしよう、てな感じで、迷いに迷いました。 で、息子に聞いてみると、「 Tシャツは、こだわりないねん、 なんでもえ

      • スポーツ(野球)ブランドの広告コピー。

        高校野球に白球を提供しているミズノさんの企業広告。 締めのコピーがキャッチコピーっていう感じになってますね。 元々、頭につけるコピーのつもりで書いてたのですが、 レイアウトでこうなったのだと思います。 しっかりとしたネタがあると、広告は作りやすいですよね。 その一球は、ミズノです。

        • 健康関連商品のブランドネーミング。

          これは、サラリーマン時代に考えて、採用されたネーミング。 D R Z ドルツ ネーミングなので、かなりの数を提案しました。 MEGEAR、METRE、TASSHA、MAYOR 、REMEDY、ALGO、SOLBO、 DOCTY、CUREO、LACIDEM、WELLNA……… 最終候補として残ったのがARZ。 ドイツ語Arzt(医者)の短縮ネーミングです。 このARZというネーミング。耳で聞くと、病名を連想させるということで、 頭文字のAをDoctorのDに変

        • 固定された記事

        キャッチコピー、つくります。自己PRと自己紹介。

        マガジン

        • 前田T (Tシャツのおはなし)。
          53本
        • キャッチコピー(作品)集みたいなもの。
          19本
        • コピーライターの頭の中
          5本
        • 忌野清志郎の言葉。
          46本

        記事

          医薬品メーカーの企業広告。

          訴求ポイントは、徹底した(3回の)品質管理。 あまり表現せずに、素直に伝えようと思いました。 3回だから、しっかりと、しっかりと、しっかりと。 品質管理を、しっかりと、しっかりと、しっかりと。 没コピーは、3回の言い換えとか。 確か、違う切り口のキャッチもいろいろ書いたけど、 う〜ん、そっちは覚えてないな。 ×3。 3つの約束。 管理×管理×管理 いのちを守るために、私たちが守ること。

          医薬品メーカーの企業広告。

          四国誘致キャンペーンのキャッチコピー。

          訴求ポイントは、変化に富んださまざまな景勝地があるということ。 決まったキャッチが、これ。 この景観は、ほんの一例です。 ボツコピーです。最長の吊り橋をはじめ、 いろんな「最」があることを訴求したり。 最大も、最長も、最後も。 いちばんの島へ。 わすれものは、四国にあります。

          四国誘致キャンペーンのキャッチコピー。

          コピーライターになって、良かったと感じたこと。「テレビ出演」かな。

          どんな職業でもそうだと思うけど、自分が手がけた仕事を ほめられるとうれしいものです。 「あの広告、反響あったよ」とか。「売れましたよ、商品」とかね。 仕事を発注してくれたクライアントさんや代理店さんのそんな声は まさに心のビタミンになります。 あと、賞もそうですね。広告業界にもいろんな賞がありますが、 あまり知られていない小さな賞でも、受賞はうれしい。 いろいろと裏話はありますけどね、賞に関しては(笑)。 そういえば、駆け出しの頃は、コピーを採用されるだけでう

          コピーライターになって、良かったと感じたこと。「テレビ出演」かな。

          予備校のキャッチコピー。

          予備校や進学塾も、広告をよく出稿するクライアントさんのひとつ。 一度だけ仕事させてもらったことがあります。その時は、 代理店さんの方々と一緒に考えて、私の案は不採用になりました。 また、いつかやってみたいな。あのときは、独身だったしね。 受験生を持つ親の気持ち、いまだったらわかるんだけどな。 他の予備校とは大きく違うという訴求↓ 予備校か。河合塾か。 すべての予備校と、すべてをくらべてください。 来年、親孝行したいなら、今年、いい予備校に入ろう。 親が今でき

          予備校のキャッチコピー。

          「最後だって思えば、いい仕事できる」忌野清志郎の言葉。

          (忌野清志郎の言葉46) 同じ仕事を長く続けていれば、経験というものに助けられるようになる。 コツを覚えたり、引き出しができたりして、ラクに仕事できるようになる。 ただ、それに甘えてしまうと、手抜きにつながる。そこが、難しいんだろうな。 手を抜くようになると、もう上はめざせない。 モチベーションも下がるだろうし、ただのルーティンワークになってしまう。 ミュージシャンという仕事も、たいへんだと思う。 同じセットリストをこなしたり、同じ歌を歌い続けたり、 マンネリ

          「最後だって思えば、いい仕事できる」忌野清志郎の言葉。

          スポーツ(スイムウェア)ブランドの広告コピー。

          没になったコピーです。この新聞広告は、すごくつくりたかった。 掲載はオリンピック開幕直前。当時のオリンピック代表スイマー、 北島康介さんのスイムウェアをテーマにした新聞広告です。 北島選手は、それまでそのメーカーのスイムウェアを着用していたのですが、 その大会では別のメーカーのウェアで出場することになった。 それを、逆手にとってメーカーとしての姿勢を伝えようと いう広告です。キャッチコピーは、ストレートな表現にしました。 北島選手、ごめんなさい。 で、こんなボ

          スポーツ(スイムウェア)ブランドの広告コピー。

          スポーツ(ランニング)ブランドの広告コピー。

          ランニングシューズの新聞15段のキャッチコピー。 タレント(トップアスリート)を使った案と、 ノンタレ(モデル)案の2方向を提案。 予想通り、タレント案で決定しました。 だいたい、そうなりますよね。タレントの力っていのうは確かに強い。 でも、制約が多いですからね、タレント案は。 こんなコピーはダメだとか。この役柄はできないとか。 クライアントさんがOK出してるのに、タレントの事務所のダメ出しで、 修正させられることもある。 この広告で出てもらったアスリートさ

          スポーツ(ランニング)ブランドの広告コピー。

          ファッションケア商品のキャッチコピー。

          某家電メーカーのファッションケア商品の広告制作。 かなり昔ですね。コピーライターとして、まだまだ駆け出しの頃。 何本か書いたキャッチコピーの一つで、クライアントさんから、 おもしろいとは思うのだけど、使えないと言われました。それが、これ。 クリーニング屋さんがライバルです。 このコピーがダメな理由は、クライアントさん曰く、 クリーニング業と敵対するようなメッセージになっているから。 クリーニング屋さんを応援することはあっても、仕事を奪うようなことは 企業として

          ファッションケア商品のキャッチコピー。

          キャッチコピーは、でかいほうがうれしい。

          キャッチコピーを、どんな感じでレイアウトされるのか。 仕事をやってて気になることのひとつです。 昔、あるデザイナーがぼそっとこんなこと言ってました。 「つまんないキャッチは、目立たないように小さくレイアウトしたるねん」。 いまだに覚えてる、この一言。コピーライターにはグサッと刺さる。 みんながみんな、こういう考え方でレイアウトしてるとは思わないし、 ケースバイケースなんだろうけど、う〜ん、そういうことなんだろうな、 と感じる広告もあります。 コピーを書く立場と

          キャッチコピーは、でかいほうがうれしい。

          鉄道事業者マナーキャンペーン(点字ブロック)のキャッチコピー。

          案件は、関西の鉄道事業者12社局の共同マナーキャンペーン。 コンペで取れた仕事です。 テーマは、駅の点字ブロック。点字ブロックは、目の不自由な方の大切な道しるべ だということの認知。点字ブロックの上にモノを置かないでと訴えることでした。 切り口やキャッチを考えてるときに、思い浮かんだのが、盲導犬。 コンペを意識しすぎるのは、よくないと思うのですが、 キラービジュアルを見つけたって気分になりました。プレゼン映えしますよね、 犬を出すと。3Bの法則なんて言うし(

          鉄道事業者マナーキャンペーン(点字ブロック)のキャッチコピー。

          デザイナーさん・ADさんへ。「取るハラ」は、やめてください。コピーライターからのお願いです。

          マルハラねえ。文末に○をつけるのまで、気を使わないとダメなんですね。 ラインやメールでの話のようなので、コピーライティングには影響ないと思うけど、いろいろとめんどくさいな。 コピーライターは、文章を書くとき、句点「。」や読点「、」を多用します。 キャッチコピーや見出しの文末に「。」を付けない人もいますが、私はほぼ100%付ける。英文キャッチの場合も付けたくなるんだな、これが。「!」「?」の後にまで。(もちろん付けませんけどね、でも気分としては付けたい)。 「。」が付くことに

          デザイナーさん・ADさんへ。「取るハラ」は、やめてください。コピーライターからのお願いです。

          ショッピング施設のスプリングキャンペーンのコピー。

          大阪のとある複合商業施設の仕事を3年間やらせてもらいました。 ここの広告制作はコンペではなく、通常のレギュラー仕事。 その分、のびのびとやれたような気がします。バーゲンはもちろん、 季節ごとのキャンペーン、イベント告知、お正月広告、いろいろつくりました。 で、これは春のキャンペーン。春の休日ファッションの販促です。 なかなかいいフレーズが出てこなくって、苦しんでいたときに、 頭に浮かんだのがブームタウン・ラッツの大ヒット曲、 I Don't Like Monda

          ショッピング施設のスプリングキャンペーンのコピー。