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このTシャツが、目に入らぬか〜!

(Tシャツのおはなし。その4)
このTシャツが、目に入らぬか〜。

ミュージシャンたちにとっては、ツアーTシャツは衣装の一つ。

アンコールで身に着ける人が多いですね。

販売促進の意味合いもあるんでしょうけど。

その人が身につけていたら

「あ〜、あれ欲しいな〜」となりますもんね。

周りにいるスタッフたちも、ツアーTシャツを身に着ける。

それが、会場で売ってるものと微妙に違ったりする。

限定色だったり、ちょっとデザインが変わっていたり。

あれ、うらやましいと思いますw


で、バンドTシャツ、ロックTシャツなど、音楽関係のTシャツは、

その業界にいる人たちにとっては、大切なアイテムのようです。

誰のTシャツを着るか、というセレクトがとても大事。

私は、○○のファンです。〇〇の音楽を知っています。という

一つのメッセージですもんね。

誰もが知ってる人気アーティストよりも、通好みの

アーティストの方がいいみたいです。


私の友人から聞いた話。彼は、長い間、音楽業界で働いていたんですが、

あるTシャツを着ていったら、周りの人の態度があきらかに変わった

というんです。そのTシャツを見て「えっ!」と驚いて、口調や接し方まで

変わったんだとか。「こいつは、こんな音楽、聴いてんのか!」

「けっこう、知ってるじゃん!」となったんだろう、と友人は言ってました。

その友人がおかれていた環境は、お互いがライバル、

互いのことを探りながら、チャンスをうかがってる。そんな感じだったんで

なんとなく理解できます。


で、そのTシャツのミュージシャンとは、

THE BANDです。

ややこしいですが、THE BANDという名前のバンドです。

ファンなら、この名前で、この話、納得ですよね。

THE BAND。世界のミュージシャン たちが敬愛する

まさにミュージシャンズミュージシャン。


THE BANDのTシャツ、しかも、

友人が着てたのは、JAPAN TOURのTシャツ。

これはライブ会場でしか売ってない、

つまりライブへ行ったという証明、ファンであるという証のTシャツ。

まさに、水戸黄門様の印籠(古っ ww)の

如く「このTシャツが目に入らぬか〜」と効力を発揮したんだと思いますw


私も、そのTシャツ持ってたんですが、今はもうありません。

あるのは、これ。ボブ・ディランとの共作アルバム「地下室」の

ジャケットTシャツ。BOB DYLAN & THE BAND、考えたらすごいなあ。

もちろんツアーTシャツではありません。PGSで購入したものです。













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