心がポキっと

　　自分は社会のセーフティネット的な組織の管理運営側の人間もしているんだけど、年が明けてからしばらく大鉈を振るっていた。
　ここ数年、サービスを提供する側の人間がいない感が凄い。特にコロナ禍から。「少子高齢化」「人口減少」などと耳にして久しいが、職種や働き方の多様化も相まって、肌感覚としていよいよ労働年齢人口の減少を感じる。
　また、規制緩和により多様な団体が参入できるようになった反面、しんどい時って同じ業界の各団体が”不利益の押し付け合い”を始める。社会のセーフティネットを”一民間組織”に依存する行政も、もう少しやり方があるんじゃないかなー、行政主導で動いてくれても…と思ったり。

　要は人手不足で”今までのやり方”では立ち行かなくなってきたので、抜本的な構造改革をしていた。人口増にも支えられた”高度経済成長期”に様々な社会構造が作られたけど、これからの人口減少に対し、その構造をどう変革していくか。
　言うが易し。心身ともに疲弊してロードバイクに乗ろうという気分になれなかった。普段の仕事を熟しながら、加えてミーティングして、いろんな人に頭下げて、色々言われて、夜に帰宅してもくたくたで。
　年が明けて1月中旬から1ヶ月半ほど、ロードバイクに乗らなかった。SNSもそっと閉じていた。

　何とか4月からの事業の骨格も固まったので、3月に変わったのをいいことに、またサドルに跨った。無理やり「気持ちを切り替えよう」と思えるまでには余裕が出来たんだろう。

跨る練習

　3月3日㈰に復帰。1か月半で腹筋は見えなくなり、脚は細くなり…といった状態でも、Kojiさん、エグチさん、えすけんさん、ハラちゃんと富士ヒル練。とはいえ、富士ヒルにエントリー出来なかった。
　体育館から筑波山の裏側にゆっくり行って、ゆりの郷～つつじが丘まで1本。イナバさんもいたので声かけて合流。ヘロヘロだったけど何とかつつじが丘までたどり着く。富士ヒル練なら本来これを3本やるんだけど、とても出来る状態には無い。
　みんなも察してくれてOne Bakeryにカフェライド。

同じ趣味を楽しむ仲間の存在の大きさを再確認。またボチボチと頑張っていきたい。

　上半期のレースについては現時点では考えられる状態ではないけど、まずは焦らず、楽し「苦」乗れるまでトレーニングを積み重ねて行こう。