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2年目の前田デザイン室

前田デザイン室1周年イベントが無事に終わってホッとしている。

1年間あっという間だった。振り返ると前田デザイン室が前田デザイン室であるために、昔の自分では想像できないことをやってきた。僕自身が前田デザイン室にひっぱられて成長している。仕事をしながら悶々と作りたいものややりたいことがあってもゲームやテレビ、漫画など人が作ったコンテンツに時間を奪われていく。その都度ジレンマがあった。作品にも嫉妬した。恥ずかしい話、「こんなの俺でも作れる。」心の中で強がっていた。

前田デザイン室で強制化されてようやく実行できるようになった。前田デザイン室がなかったら今も悶々としていたのは間違いない。僕にとって前田デザイン室はクリエイターストレスを解消する場所だ。その分、前田デザイン室に入ってくれている人には「居心地のいい場所」であり、「自分を高める場所」にしたい。

クリエイターとは「ものづくりを楽しさを知っている人」のこと。クリエイティブはそもそもめんどくさい。宮崎駿が「めんどくさいなぁ」といながら映画を作っているのが正直で正解。めんど臭さの中にいかに楽しみを見つけ楽しめるか。がんばるのではなく楽しみを見つけること。これまでの僕の経験上出した答えです。


 
デッサンでいうと、リアリティさが増して来た時。ロゴデザインでいうと良いフォルムとコンセプトが合致した時。タイポグラフィを入れたくなる写真が撮影できた時…などなど。この気持ちいいポイントが「ものづくりの楽しさ」。

2年目の前田デザイン室は「ものづくりを楽しさ」を大事にして行きたい。みんなそれぞれ気持ちいいポイントは違う。それを理解し、やり続けていくことがクリエイターとして一人前になること。

「ものづくりを楽しさ」を大事にしていくことが「居心地のいい居場所」「自分を高める場所」につながると確信している。立ち上げ時から変わらない前田デザイン室のスローガン「おもろ、たのし、いいな」は、実はそれこそ「ものづくりを楽しさ」を表している。おもしろさを見つけ、楽しむ。よくするためには苦労が必要。ただ楽しむのとは違う。「ものづくりを楽しむ」とはそういうことと考えている。

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