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すきまの記録 2024年4月後半

忙しない日々の間に空いたすきまのような時間たちの記録。
他愛もない、他人からしたら、たかがそれくらいのありふれた出来事でも、僕にとってはかけがえのない日常。このすきまがあるから、忙しない日々の中でもゆっくりと呼吸ができる。
あまり記憶力が良くないので、備忘も兼ねて。
本当になんてことのない誰かの日常の1ページだけど、箸休めくらいになれば僥倖です。

4月前半の記録はこちら


4月17日

閉店してしまう知人のカフェへ。
このお店では以前、仕事で関わっている若者が働いていて(1ヶ月で辞めてしまったけれど笑)、様子を見に行きがてら何度か通わせてもらった。
蕎麦粉のガレットが看板メニューで、北海道から取り寄せたいくつかの蕎麦粉をブレンドしているのだそう。
ベーコンと卵のガレットがレギュラーメニューだけど、僕は「今週のガレット」として時々現れる生ハムチーズとハチミツのガレットがお気に入りだった。
チーズとハチミツ+生ハムの塩気の相性の良さはこのガレットが教えてくれたと言っても過言ではないくらい。以来、僕はチーズとハチミツの組み合わせに虜になっている。
しばらくこの味とはさよならと思うと寂しいけれど、また会えることを願う。

バジルの香りがまたよいアクセントなのだ

4月19日

はまらなかった銀歯を再度はめるために歯医者へ。
どうやら今度は土台の歯も無事だったようで、問題なく装着完了。
奥に光るビッカビカの銀歯。眩しいぜ。
これから少しずつ、口内環境に馴染んでいくことで、輝きは薄れていくらしい。なんでも銀歯は熱伝導率がとても高いらしく、熱いものや冷たいものに触れると、熱が内側まで伝ってしまうため染みるとのこと。
「沁みない人もたまにいます」と先生が言うので、自分がその「たまに」に含まれていることを祈った。

歯医者を後にして、向かったのは職場の近くの公園に隣接したコミュニティスペースへ。
ここには週末だけ空いている喫茶売店(公園の売店+喫茶店のイメージ)があって、地域の人の憩いの場になっている。
売店の奥にはシェアアトリエ、2階にはメンバーシップ制のシェアリビングがあって、僕はこのシェアリビングのメンバーでもある。

お店に着くと、見知った顔が何人か。コーヒースタンドを営む友人が、新しく買った電動三輪車を自慢したりしていた。微笑ましい。
駅から20分ほど歩いてきたからか、うっすら汗をかいていたので、冷たいものが飲みたくて、クリームソーダを注文した。夏は近い。
ひと口飲んでびっくり。めちゃめちゃに奥歯に沁みた。
思わず「ヴッ!」と撃たれたような呻き声をあげてしまった。どうやら僕は「たまに」には含まれていなかったらしい。
その後は夕方まで友人たちと何気ない会話をしたり、月の前半分の記録noteを書いたりしながらゆっくり過ごした。パソコンをいじっていると店主(この人も友人)が「仕事?」と聞いてくる。ワーカホリック具合がかなり街に認知されてしまっている。

ナイスグラデーション

夜は衝動的にチケットを買ったBray meのライブへ。あまりにも良かったので、帰ってきてから爆速でnoteを書いた

今年はたくさんライブハウスに行きたい

4月21日

この日は近隣の大学生が主催する公園活性と防災のイベントにコーヒースタンドを営む友人が出店するのでお手伝い。
友人が真鍮アクセサリーのワークショップをするので、僕はその隣でコーヒーとレモネード、スコーンの販売を担当。
初夏だろうかと思うような暑さだったこともあり、レモネードがたくさん売れて、なくなりそうになる度に氷と水を買いに走った。
変わるがわる訪れる街の友人たちや、子どもたち。隣では真鍮を叩く音。
忙しくも、賑やかで楽しく時間が過ぎていった。

リユースカップの200円オフは効果大

イベント後は打ち上げをしてこそ。むしろこっちが本丸。
ここ数日の疲労もあって、血肉になるものが食べたかったので、近場の焼肉屋へ。
各々のペースで肉を焼き、食らい、お酒を飲む。最高である。
お酒はシチュエーションの飲み物だと思っている。(僕は一人では宅飲み外食を問わずほとんどお酒が飲めない)誰かと飲めばこそ美味しい。
互いの日常の話をしたり、翌週に控えた2つのイベントの作戦会議をしたり。1年間で育んだこの持ちつ持たれつの関係はとても心地が良い。

疲労にはシンプルに肉でしょう

4月28日

ここ数日忙しかったこともあり、午前中はダラダラと過ごしてしまった。
新年度が始まってから少し早く起きるようになって、シンプルにこれまでより活動時間が増えたことで消費するエネルギーがこれまでより増えている。
燃費が悪くなったとか、そういう話ではなかった。

ダラダラし過ぎても良くないなと思い、午後はまず本屋へ。人文・社会コーナーで気になる本をいくつかメモに残す。衝動買いしないように、それと後に買いたいと思った時に忘れないように。

本屋を後にした後は、公園横のコミュニティスペースへ。この日は本好きな友人と、仕事で関わっている若者(その2)がいた。一緒に哲学対話イベントをしてきたらしい。こうやって、地域の友人に若者が見守られ、一緒に何かをしている様子はとても嬉しい。

その後は部屋に戻り、翌日に控えた友人のコーヒースタンドの1周年イベントで演奏する曲の準備に取り掛かる。
歌詞はおろか、メロディもほとんどできていなかったので少し焦ったが、いざ取り掛かるとこれまでの筆の進まなさが嘘のように曲が書けた。
我ながら、なかなかいい曲が書けたと思う。聞いてもらえるのが楽しみだ。

渾身の一曲

4月29日

友人のコーヒースタンド(レンタルスペースでもある)の1周年を記念したイベントの日。すきまというよりも祝祭だったので、この日の様子はまた別途noteを書こうと思う。


仕事が忙しかったのもあって、すきまが少なめ。
充実していることの証左でもあるけど、このペースを維持するのはそれはそれでハードなので、もう少しバランスの見直しが必要かなー。

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