緊急事態宣言が発出され自粛生活が長引いています。ここのところストレスが溜まって起こるトラブルが増えてきました。残念なことにトラブルに巻き込まれて命を落としたとか先行きが見えず苦しさの為に自ら命を絶ってしまうといった現象が出てきています。後者は孤立感や不安感が鬱状態を引き起こすことによって引き起こされています。

ある心理学者は行動の自粛によって人との交流が行えないことがその主たる原因と説明しています。これを避けるためには直接会えない状況下であってもSNSを活用して友達との交流を持続していくことだと言っています。ただネット上ではデマや間違った情報もあるので情報に振り回されないことが大切だそうです。

とは言え高齢者や小さな子供たちにはネットを使いこなすことができません。散歩など身体を動かすこと、楽しいと思う趣味を行うこと、十分な睡眠をとることなどがストレスの解消となり免疫力を高めることにつながります。

最も大切なことは孤独にならない孤独させないという配慮やねぎらいの言葉を贈ることだそうです。確かに「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人はいませんからね。子供に対しては寛容の気持ちをもって接し、やってくれた事にはねぎらいの言葉を送りましょう。お年寄りには孤独にさせないよう定期的な連絡をとりましょう。

さて自分自身はどの様にしましょうか？規則正しい生活をして免疫力を高めることができます。笑うこともいいそうですよ。そして今まで出来なかった事に挑戦してみましょう。自分の才能を再発見することに繋がるかも知れません。私は57歳から挑戦した水墨画が現在の趣味になっています。今は新しい目標に向かって進んでいます。絵手紙や水墨画を通したコミュニティを作って何でも話せる仲間を作ることです。「孤独にならない孤独させない」にはもってこいのコミュニティですね。