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ありがたみを感じるお話

皆さんは、毎日牛乳を飲んでいますか?
あるいは牛乳ではなくても、ヨーグルト、チーズ、アイスクリームなど、乳製品は必ずと言っていいほど、(アレルギー体質でない限り)1日に一度はなんらかの形で口にしている、、、と思います。


先日、とあるセミナーで酪農家のお話を聞く機会がありました。酪農家、、、そう、乳牛を育てて、牛乳などを出荷することを生業とされている方々です。

もちろん大変な仕事であることは容易に想像がつきますが、実際にお話を伺ったら、それは想像していたものを超越したものでした。

・365日休みなしで、朝早く夜遅くまで牛の世話。当然、泊まりで旅行や遊びはできない

・酪農を家業とする家庭に生まれた子どもはほぼ確実に跡継ぎとなる。天命。職業選択の自由なし

・恋愛も自由に出来ず。結婚相手は酪農に理解あり、また1作業者として働いてもらえる方でないといけない

・非常に低所得

365日24時間、牛中心の生活である

想像してみました。

⭐️明日から自分が酪農を生業としなければならなくなったら...
→ 正直な話、その話を聞いて自分に務まるとは思えません。今やっている数多くのことを諦めて止めて犠牲にしないと務まりません。

⭐️世の中に酪農を生業とする方がいなくなり、自給自足しなければならなくなったら...
→牛乳飲むために、各家庭で牛を一頭飼って毎日乳搾りをしなければならなくなります。

私達はお店に行けば200円くらいで1リットルの牛乳🥛を手に入れることができます。
150円くらいでアイスクリーム🍨を食べることができます。

欲しい時に乳製品が手に入るこの環境、、、

これは全て酪農家のおかげさまです。
本当に心から感謝せねばならないと思いました。

ここ最近、農林水産業などの一次産業への従事者が減っています。酪農のみならず、かなり厳しい状況下で皆さんが働かれており、後継者も不足し、やめられていると聞きます。

しかし、

誰もやりたがらない仕事こそ、
本当に価値がある。

と、つくづく感じます。

酪農家の皆様、ありがとうございます😊
毎日の牛乳、心して頂きます。



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