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【Vol.7】私が公務員による公務員のためのイベントをやる理由

公務員による、公務員のためのマインドアッププログラム、OMO Niigata Vol.2、いよいよ申し込みの締め切りが明日に迫る!

そして、開催までもう10日切ってるのに、主催者は突然の風邪で、先週土曜日からダウン中...。
仕事には行ってるけどね...。

イベントの申込み(見学含む)はこちらから。

※今回は会場の関係で、基本的には事前のお申込みが必須となります。
最終日の見学は無料ですが、空きがある場合のみ当日受付を行います。

Facebookページはこちらから。

さて、申し込みやいかに?

■自治体職員枠23人 / 定員40人 58%
■民間参加枠13人 / 定員15人 87%
■学生参加枠14人 / 定員15人 93%※定員を越えたため急遽10枠追加
■見学枠21人 / 定員30人 70%

学生が超頼もしい!そして公務員がもったいない!
こういうイベントに興味を持つような公務員が内部にもっといたら、私ももうちょい公務員続けていたかもなぁ...。

というわけで、ほんとは先進事例とか紹介しようと思ったんだけど、やはり主催者の動機の深掘りが大事かなと思い、前回と重複する部分も多いけど、なんでやろうと思ったかを正直な思いを込めてまとめてみた。

一番動機の深いところで言えば、自身の職場としての行政という組織には絶望したとしても、個人としての公務員には可能性ある、と思っているからなんだよな。

もっと噛み砕いて言えば、特にこの一年、組織内で話が噛み合わないことがあまりに多すぎて、毎日少しずつダメージが蓄積してきて、正直精神的にけっこう参ってしまった。

普段の私を知っている人は驚くと思うんだけど、1日の1/3を過ごす職場では私はほとんど喋らず、メールとbacklogとメッセンジャーで仕事をしている。

毎日センターテーブルで何時間も行われている内部のみの会議の内容も、聞こえるのは正直うんざりするような内容ばかり。

ま、でも、愚痴を言っても仕方ないので、粛々とやるべきことをやっていたら、今度は働き方改革が降ってきて、残業が規制された。

現場の担当が向き合うべき現場に費やす時間が、内部のための会議とそのための資料作成で削られる中で、残業時間を一方的に規制されてしまった、9.19 働き方の変で、私の今後のキャリアプランは大きく変わることとなった。
いや、キャリアプラン変えたことに後悔はないし、むしろいいきっかけだったかも?

組織としての対応、ということなら、組織人としては全て受け入れなければいけないのだろう。残業代も税金、それを管理する上が承認しないと払わない、というのも理屈としては納得はしている。

しかしだ!

俺は上から言われたことをこなすだけのロボットとしてこの組織に雇われてるわけじゃない!はず...。

皆さんも、そんなロボットを大量に雇うために税金を納めているわけではないだろう。

職員も、1人の人間として、真剣に自分の仕事に取り組みたいし、課題を解決したいし、成果を出したいはず。
そのために頑張っている職員もたくさんいる。

しかしながら、結局そこには様々な組織の思惑や利害調整、そして一番の問題、センスのない上の思いつき(これ、ほんとヤバいし、だいたいがその思いつきが失敗しても本人は責任は取らなくてよいことが多い)への忖度が働き、総体としてよい結果が出るのはなかなかない。

というか、そもそも何したいんだっけ?みたいなこと、ありません?あなたの周りの行政にも。
それ、センスのない上からの思いつきという名の強烈に臭うスパイスを大量に擦り込まれて、素材の味が分からなくなってしまっている状態ですね。

そうすると、個人として、地域のために頑張ります!と言って、本当に頑張っている役人が、結果としてウソつきになってしまい、地域との信頼もますますなくなっていく。
職員の心も折れ、家庭や趣味にしか生きがいがなくなってしまう。もちろんそれも幸せな生き方ではあるんだと思うけど...

それはもう救いようがないから、せめてそういう人が集まって、1人じゃないというつながりを作ってモチベーションを保つってのが一つ。

もう一つは、副業解禁になった時、働き方改革で失われた、管理された仕事の時間を、プライベートで本当の仕事に当てられる時がくるはずで、じゃあ上述のつながりを使って本当の仕事をするとしたら、それってどういう形がよいのだろう、という一つのソリューションが、NPO法人の設立というテーマだった、という感じ。

長くなったけど、そういう職員が、今回集まった学生にとって、憧れの公務員像になってほしいし、親から公務員になれって言われて目指している学生は、しっかりと自分の目でその姿を見てほしいと思う。

では皆さん、本番で会いましょう!

あ、2/10の懇親会もぜひ申し込んでね!

#地方公務員 #イノベーション #NPO #起業 #ソーシャルビジネス

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