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【Vol.5】私が公務員による公務員のためのイベントをやる理由

いよいよ、イベント開催まであと1ヶ月。

賛同者はそれなりにいてくれてありがたい限りなのだが、まだまだ公務員の申し込みが少ないのが寂しい...。

申込み(見学含む)はこちらから。

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NPO法人というわけではないのだが、一つ事例を紹介させていただきたく。

何らかの理由で学校の授業を受けられない子に向けたYouTubeの講義を、アニメにして無料で公開している法人、「WEB玉塾」という法人が熊本県にある。

民間から県庁への中途採用だったOMOの主催者(つまり私)は、当時32歳かつ普通の会社員ながら、センター試験全教科+αを学ばねばならず、色々試したあげくこのサイトにたどり着いた。

合同会社という形だが、活動をオープンにしつつ寄付金をベースに運営しているという、極めてNon Profitな法人。

赤字じゃないのかもしれないが、間違いなくそんなに儲かってはいないだろう。Startup企業とはそこが違うのかもしれない、

何より強調したいのが、私立受験でセンター試験をろくにやっていなかった私が、このサイトで勉強したおかげで公務員試験に受かったのだ。しかも無料かつオープンソース。
だからこそ、些少ではあるが、今でも支援をさせてもらっている。

イジメなど人間関係に悩んで不登校になってしまう子どもを、無理矢理学校に行かせるのではなく、試験で点を取るという、前向きかつソリッドな方法で他の生徒と同じ土俵に立ってもらう機会を作る。
いや、学生じゃなくたっていい。32歳からでも60歳からでも、こういったツールがあればいつでもどこでも学ぶことはできるのだ。

WEB玉塾は学校の試験に留まらない。資格試験などにも対応している。
そして、先生や親に安心してもらうため、受講者は無料で全ての講義を受けられる。

このスキームに共感してくれているオーナーの寄付でこのサイトの運営は成り立っている。

仕方なく勉強をしている人も、仕方なく仕事をしている人も、仕方なく寄付をしている人もいない。

全ては関わる人の"ジブンゴト"で成り立っているプロジェクトだ。

こういったアイディアと、それを実現させられるようなマインドを持った公務員が新潟県に、いや全国に1人でも増えたら、きっともっと日本の未来に希望が持てるような気がして、このイベントを企画している。

主催者も、成功するか失敗するかは最後までわからない。
が、だからといって一歩踏み出さないことには、未来を語る資格もないと思う。

どうか、くすぶっている公務員の方に届きますよう。

#地方公務員 #イノベーション #NPO #起業 #ソーシャルビジネス

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