プラチナホワイト企業を30歳手前で辞めた理由 3年目
なぜそれほどの境遇でも私も中堅さんも仕事を辞めなかったのか。
それはタイトルの通り、ホワイトも通り越してプラチナレベルの優良企業だったから。あれ以上もしくは同等の待遇で他で勤めることは無理だろう。地方ならなおさら。
そんなかんやでわたしはお局なんか怖くないモードに入って3年目を迎える。
この頃にはお局の私に対する態度はまるで1年前のものとは打って変わっていた。
猫撫で声でわたしに媚を売ってくるようになった。(それなんてホラー?)
しかしこの頃のわたしは憔悴しきって感情が壊れていたことと、天性の馬鹿さからお局の下心を読むことが出来ず、「人って分かり合えるんだー♪」くらいの能天気っぷりを大発揮していた。ドラゴンボールで例えると、ピッコロが仲間についたくらいの感じ?とにかく、悪いやつでも分かり合える日がくるんやな〜くらいの感動を覚えてしまっていた。
ピッコロがおとなしくなったおかげで仕事に集中することが出来て割と順風満帆な生活を送っていたと思う。あの日意を決して戦うことを選んでよかった・・・あの日のわたしグッジョブと思っていた。
それに比例して中堅さんへのいじめは激しくなっていった。
かろうじて割り振られていた仕事も直接顧客と関わることはすべて剥奪されていた。彼女に与えられた仕事は主に電話を取ることと書類のファイリング。新入社員以下の仕事だ。それでも彼女の「怒られるくらいならこれくらいの仕事の方がいい」という気持ちがひしひしと伝わってきて心が痛かった。電話1本、書類ひとつ綴るのも一生懸命やっていたからだ。そうしないとまたなにを言われるかわからない。そんな気持ちが手に取るようにわかっていた。
3年目の印象はそれほどない。
だけど会社の違和感に慣れ、毒されていくには十分すぎる期間だった。
ここまで書いていて思ったけど、上司なにしてたんだろうね当時・・・
4年目に差し掛かる頃、二つの部署をひとつに統合することになった。
一筋縄にそうですかとならないのがこの会社なのであった・・・・
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