短歌 少年

堂々と名前の書かれたジャージ着て最終電車で帰る少年


2023年5月29日に掲載された歌です。
大口玲子先生の3席に選んで戴きました。
(評)学校のジャージと「最終電車」の不思議な取り合わせ。


これは、宮崎駅での光景です。
私はだんなが入院した病院から帰ろうとしていました。
いなかでも最終電車って、人、多いんですね。
その中でも大きく名前の書かれた学校指定のジャージを着ている少年に目がとまりました。
その少年は文庫本を読んでいて、印象的でした。

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