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なぜアメリカは世界的大企業が育つか留学生が考察してみた

Google、Apple、Facebook、Amazon、SpaceX、Uber、Airbnbなどなど世界を牽引している大企業はどれもアメリカにたくさんあります。その理由を一留学生として考察してみたいと思います。

まずこれらの企業が他の企業と違う点を明らかにしたいと思います。おそらく日本企業と比べてたくさんの相違点があると思いますが、この記事では中でも大きな要因だと筆者が考えている"イノベーション"にフォーカスして、なぜアメリカはイノベーションが生まれ育ちやすい環境があるのかを考察したいと思います。

移民の国、アメリカ

移民とは生まれ育った国を離れ別の国に移り住んでいる人のことです。アメリカは歴史的にも移民を積極的に受け入れており、もはや移民でできた国です。初期はヨーロッパ、その後アフリカンアメリカン、アジア人と様々な国の人が移民としてアメリカに移り住みました。

移民がいるということはそれだけ様々な文化や思想が混ざり合うことを意味します。

簡単な例を挙げさせてください。"おはようございます"は"Good morning"と訳されます。実際にどちらも朝人に会ったときに使う挨拶です。しかし意味は異なります。"おはようございます"は朝早くから活動されていますと労をねぎらっているのいに対して、"Good morining"はHave a good morning"という良い朝を過ごされますようにというお祈りから来ています。

このように挨拶一つとっても文化や価値観の大きな違いがあることを見て取れると思います。

このように様々な文化や価値観に触れることで、固定観念に縛られにくくなり、新しい視点を持ちやすくなるのではないかなと思います。

もし買い物は店でするものという固定観念があればAmazonは生まれなかったと思いますし、人は地球だけで生活、活動するものという固定観念があればSpaceXは生まれなかったと思います。

圧倒的個人主義

日本人を含めアジア人は比較的集団主義なのに対して、アメリカは個人主義です。

ちなみにこれは個人的な見解なのですが、日本の学校では先生に名字を呼ばれるのに対して、アメリカの大学では先生に下の名前で呼ばれるのは、日本は家族という集団にフォーカスしていて(特に江戸時代あたりからそういうのが強いのかな?)、アメリカは下の名前で呼ぶのはその人個人にフォーカスしているからではないかなと予想しています。

この個人主義がイノベーションを育てることに一役買っているのではないかと考えています。

個人主義はすなわお互いに個人の自由を尊重するということです。よって出る杭が打たれるということなく、自分の信じるアイデアで各々が挑戦できるのだと思います。

もちろん革新的なアイデアを前に批判が全くなかったとは思えませんが、それでも個人のことを周りは認めてくれやすいと思います。これは僕がアメリカ人と話していてよく感じることです。

最後に

この考察は僕のアメリカの大学留学経験や授業内のプレゼンテーションに基づいています。もし読者の中で「これは違うぞ」「こういう考え方もあるのでは?」という方がいらっしゃれば是非コメントを送っていただけたらなと思います。

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