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得意じゃなくてもやりたいことを。たとえそれが骨の折れる事であっても。

41にもなるとどうやって『トモダチ』と呼べる存在を作るのか。そもそも作るものなのかも疑問ですが、出逢って間もないけれど居心地のいい間柄の男の子がいます。今日は飯を食べてきました。気まぐれに俺がご飯に誘って彼から最近気になっているお店を教えてもらい一緒に食べに行く。そんな感じ。これが友達と言えるものなら嬉しいですが烏滸がましい気もします。

そんな彼は自分と同じく表現をしている者同士なので、お互いにあれやこれやを訥々と話します。


今回はこめらく。

お互いにそんなに強く自分を主張するタイプではないと自覚しています。でも、舞台には出ている。
先の事を考えながら有名になるためにやっているというよりは、やりたいからやっている。多分、そんな感じ。

そんな、勝手ながら感覚が近いという、錯覚のような期待感のような気持ちを抱いている彼と話をして閃いたこと、感じた事、自覚したことをまとめようと思い書いてます。

舞台に出る事の難しさ

自分は舞台に出る時、お金のことが頭から離れません。
出ると決まれば稽古時間が発生するので、その間仕事は出来ません。個人事業主で勤務数=給料なものでこれは生活に大打撃です。
主催するとなるとそれに加えて、劇場費、ギャラ、その他の経費も考えます。
少なくとも自分は(クオリティに目を瞑れば)どちらも経験したので尚の事頭に浮かびやすくなっている気がします。
そして、舞台に参加する人の殆どが上記の事を考えつつも本気で夢を目指して鎬を削っています。

それらを踏まえると、今の自分が舞台に立つにはあまりにもハードルが高いんです。

だけど、『演じる』という行為であったり仲間と一緒に共同作業で舞台空間を作ることだったり、作品を発表して観てもらうことは大好きです。めちゃくちゃ探せばどこかに同じ様な志の方々がいて同じ様な企画を作っている方もいる気がしますが、それを探すには骨が折れる+探してみると東京がメインであることが多く、これだけいる演劇人口の大半は東京に集結してるんじゃないか?なんて思ったりもします。(調べたわけではないけど)

そこで自分が辿り着いた結論は『趣味・舞台(自分が主宰となって動くこと)』でした。
あれ…?書いてみると、趣味としても結構ハードルが高いように感じてきました。。。
それでも演技をしたいと思ったら、それくらいは飛び越えないと行けない気がしてきたのでまずは採算度外視で考えを進めていきます。以下、思いつく限り考えないといけないことを列挙。

趣味・舞台としての活動内容


【場所】
稽古場、上演場所を決める。そもそも趣味としてやりたいから東京ではなく地元でやりたい。
→稽古場は公民館。上演場所についてはリサーチ必要。ライブハウスが有力もあまりお金がかからない場所があれば、それが1番。
【参加者】
募集の仕方。
→ジモティーとか?が、ネット上の知らない人とつながるの怖いかも。だけど地元でやるには地元の方々とつながる必要がある。昔演劇していたけど色々な制約があり離れてしまった人に参加して欲しい気持ち。他、どんな方に参加してほしいのかと危機管理面を考える必要あり。
【費用】
稽古場代、会場費用、雑費。
→お願いする場合は脚本使用料。参加してもらう方へのギャラは基本なし。徴収もなし。スタッフしてもらう子には日当をお渡し。他、やってみてどんな費用がどれくらいかかるのか。上演時完全無料とするがお気持ちボックス位は置いてもいいか?
【内容】
趣味であれクオリティは目指したいけど、やりたいことをやりたいから実験的な内容でありたい。
→始めて台本脚本を作る人の作品、始めて出演する人、やってみたい役から物語を作ったり。
【時間】
社会人や自分が参加できる時間帯での稽古は必須。
→現状は夜の時間。どれくらいの稽古期間を設けるか。
【頻度】
結構お金のかかる趣味だと思われるので年一回位がいいとこ。
→毎年の家族旅行の感覚に近い。やり続けていってどうなるか。

こんなとこでしょうか。

目的と目標

上記に書いた通りな気もしますが自分の気持ちの整理として。

【何故舞台を趣味にするのか】

[目的]…舞台活動を今後も無理なくやり続けるため。
[目標]…その為に東京に行き続けるのは骨が折れるので地元で活動出来ること。

彼にまとまりのないまま話した内容をざっくりとまとめてみて、『この内容をパワポにしてみたい』という別の欲が出てきたので今度はそれを作ってみようかな。



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