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過去とこれから。

先日自分が通っていたはぐくむコーチングスクールのSTEP UP講座が終わりました。
最後の講座で自分のコーチングに対する思いを話す時間があったのですが、自分の中であまりまとまっておらず、話すことができませんでした。
しかし、いろんな人の思いを聞く中で自分の中で様々な思いが湧き出てきて、講座の後に、自分から呼びかけ複数の人に自分の話を聞いてもらいました。
非常に嬉しく思っています。

はぐくむのコーチングスクールで関わった人たち、そしてこの記事を読んで頂いている方に自分の思いを知ってもらいたいと思い、noteに書くことにしました。
この記事を読んで何かを感じてもらえると幸いです。

自分はコーチングを通して、
"心の声に耳を傾け、後悔のない人生を送ってもらいたい"
"あなたの×を〇にしていきたい"
そう思っています。

なぜそう思っているのか?自分の過去の話をしようと思います。

〇心の声を無視した生き方

自分は正直学生時代まで、自分の声にしっかり耳を傾けて生きることができなかった。
引っ越しで自分の取り巻く環境が変わり、自分を作るようになりました。

小学生の高学年の時に、仲が良かった友達といざこざを起こしてしまい、その友達を避けるようになりました。本当は仲直りをしたかったけれど、

(今関わったら余計に仲が悪くなってしまうんじゃないか)
(どうやったらいいか分からないから逃げるしかない)

そんな気持ちがあり、なかなか歩み寄ることが出来ませんでした。
それが初めて友達と疎遠になる感覚でした。

その後も数回いざこざを起こしてしまい、人との深い関係性をなかなか築くことができず、深い友情って何なんだろう?という気持ちをずっと抱いていました。
そこから、いかに嫌われないようにしてビビりながら友人と付き合っていて、深い付き合いをすることがなかなかできずにいました。(仲良くしてくれていた友人もいたのですが、それよりも友人とのいざこざを起こしてしまった傷の方が深く、すごくしんどい思いをしました。)

またその友達もそれぞれ自分の違うところに苛立ちを感じており、自分の中で"~してはいけない"という気持ちが芽生え、いろんなことに×をつけるようになりました。

(もうこれ以上自分の中に×を増やしたくない)
そう思う中で、嫌われないようにする選択を選びました。
昔から、
「優しいね」
「いい人だね」
とよく言われていたので、いろんな感情を無視して、
(とにかくいい自分でいよう。)
と決めました。どれだけ心が違和感を感じていても、とりあえずいい人を演じる。頼まれたらやる。できるだけ断らない。そんなことを繰り返しているうちに、自分が分からなくなり、どんどんネガティブになっていきました。
ex.
・自信がなくなって誰かに承認されないと行動に移せない
・自分が居たら周りが暗くなるんじゃないかと思って、あえて輪の中に入らないor入っても申し訳なさそうにする
・自分は面白くないから、一緒にいる人かわいそうだな

だから、周りで親友と呼べる人がいたり、みんなでワイワイしているのを見て、すごく羨ましい気持ちでいっぱいでした。

〇就活時期の後悔

大学に入り、それなりにいろんなことをしてきました。

・テニスサークルに入る(3ヵ月ほど)
・塾のアルバイトを約4年間やる
・日本のいろんなところに観光に行く
・公務員試験の勉強
・大学3年から就活の準備
・自転車で遠出するetc

自分なりにやってきたつもりでいました。それなりに楽しんでもいたと思います。

しかし、大学4年の3月の就活の真っ最中に、自分の学生生活に思いっきり後悔を覚えました。
・自分の声に耳を傾けず、自分の本当にやりたいことをしなかった後悔
・周りに流されて自分で選択していなかった後悔
そんな後悔に襲われ、自分をひたすら責め続けました。
毎日後悔して、未来が全く見えず、

「ずっともっと充実した学生生活を送りたかった。」
「頼むから戻してくれ。」

そんなことを嘆き続けたり、後悔を忘れるためにひたすら寝ました。
物に当たることもあり、感情が暴れだして、冷静さを取り戻した時に自分に対して悲しい気持ちになったことも何度もありました。

そんな時間を過ごし続け、1日が終わる頃には虚しい気持ちになっていました。


〇後悔を減らす=とにかくやる

後悔の日々を送り続けていた時、ひょんなことがきっかけでトライアスロンをやってみたいという気持ちが出てきました。
運動が大好きだったこと、中学校まで水泳を習っていたこと、テニス部で体力に自信があったこと、自転車を大学の時乗り回していたことetc
これらが繋がったからです。

大会には出るか分からなったのですが、就活の合間の時間に運動するようになりました。
汗をかいて爽快になる感じや自分の限界に挑戦しているエネルギッシュさなどを思い出し、今を生きている感覚を取り戻しました。

この経験で

後悔を少しでも減らすため、人生を有意義にするためには

とにかく気になったことをやることがいい
過去に戻ることはできないけど、今を充実させることはできる。
ということに気づきました。

そして、大学4年の最後の春休みには今まで避けていた"海外に行く"ことにも挑戦することができました。
はじめての海外で、日本とのギャップを感じたり、現地にいる日本人の方との交流の中で自分の価値観に大きな影響を与えてくれました。

色々考えるよりも、実際にやってみて得れることの方が多い。

自分の人生をものすごく生きている感覚がありました。


〇過去があるから、今がある

ここまでいろんなことを書いてきましたが、正直過去と向き合うことは最初はとてもしんどかったです。

自分の声に耳を傾けて、本当の思いに気づいて嬉しくなることもありましたが、辛いことを思い出し、人に対して酷いことを思っている自分を見つけ、苦しくなることもありました。

でもそういう気持ちを1つ1つ汲み取り、仲間に話すことで自分らしさを取り戻すことができました。

今言えるのは、
過去の苦しい経験がなければ、おそらくコーチングに関わることもなかった。
どんな経験も見方次第で、良い方にも悪い方にも転ぶ。

今過去に一緒にいたいと思っていた人たちと入れる時間も長くなり、
コーチングと出会えて、そして自分の声に向き合い続けて良かったと思います。


〇コーチングを通じて自分が届けていきたいもの

初めの方でも書きましたが、
"心の声に耳を傾け、後悔のない人生を送ってもらえる"
"あなたの×を〇にしていく"
関わりをクライアントの方に提供していきたいと思っています。

心の声に気づくのはもちろん大切ですが、そのうえでその思いに乗せて行動することもより大切です。
後悔を減らすためには行動が大事です。

どうしても動けない時は、一緒にその行動をする同士としての関わりもしていこうと考えています。

またあなたが無意識に×と感じているものを〇にして、自分の心を大切にできるような関わりをしたいです。
ex.
×(禁止:~してはいけない)→〇(許可:~でもいい、~してもいい)
×(自己否定:どうせ~、自分なんて~)→〇(自己肯定:自分にはできる)

いろんなことを許し、感じ、前向きでいる楽しさを感じてほしいと思っています。

1人で行動するのが不安な時は一緒にやりましょう。
たくさんの関わりを通じて一緒に成長していきましょう。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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