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HF3章感想

ふせったーからの転載です。2章の感想をここに書いてたからこっちも。書いている人は言ギル神金の女です。

とにかくイリヤちゃんがかわいくてかわいくてやっぱりわたしはこのstay nightのヒロインたちの中でいちばんイリヤちゃんが好きだなと思いました。

stay nightはやってるけど最初のセイバールートを自力でやったら「セイバーの好感度が足りない」とたどり着くというルートに進んだ人なんだよわたしは。
そんな人間が自力で桜ルートを攻略できるわけがないので桜ルートはほとんど攻略を見ながらやった覚えがある。
劇場版1章を観に行ったあと回収してないバッドエンドをいくつか回収に行って、スパークスライナーハイがあまりにも悲しかったのだけすごく覚えている…。

序盤からイリヤちゃんが凛に「お姉ちゃんってどう?」って訊くところからもうラストがわかってるから泣けるわけですよ。
イリヤちゃんに「桜が1番強い」って言われて思わず笑ってしまう桜の感情とか表現とかが桜の凛に対するコンプレックスが出ていてよかった。でもこんなにも桜は凛に対してコンプレックスを抱いているのに、凛が戦うシーンはどこを取っても美しくきらめいていてそこにもまた桜から凛への憧れが表れていてよかった。

いや車を運転する言峰綺礼…………てかそのガレージに一緒に置いてあるハーレー(?)は何……なん……誰の……??この教会に出入りしていた金髪の青年はライダースジャケットを着ており……???おや………??ってなったんですが実際どうなんでしょうか。

イリヤちゃん…イリヤちゃん本当にかわいくなかった?こんなにかわいくていいんですか?stay nightのイリヤちゃん、残酷で無邪気で途方のない力を持っていて優しくてかわいくてすべてをわかっていて知らないふりをして愛らしいイリヤちゃん…イリヤちゃんが好きだ………かわいい…大好き……。何も言えないイリヤちゃんが大好き。

そんなイリヤちゃんを抱えてサーヴァントと戦うコトミネもコトミネなのですが、あの……戦う場所が教会っていうのが……演出……!!!!!!って呼吸ができなくなってしまった。
ゾウゲンにとどめを刺そうと詠唱するところとか朝日とかウワーーーってなって…表現が出てこないこれまでの言峰綺礼の生き方を思いウワーーーってなってしまいその最後の10年、自分の本質に気づき受け入れ信仰や修行に答えを求めて打ち込んでいた若いころの日々よりかは幾分生きやすく(死んでいるのだが)過ごしていてその傍にはあの金髪の青年がいたのだなと考えていた…。
ギ……。

始まりの御三家!
遠坂はビジュアルがロードエルメロイII世に似てたけどあれは意識してる?
ユスティーツァが船から降りるときに手を取ってあげるゾォルゲンが……あとカレスコのおっさん……(FGO)(ゼルレッチです)
あと桜がお爺様をぷちっとしたあとに「どうしたらいいんだろう…」って途方に暮れてるシーンも好きだった。

今回パンフレットのインタビューで川澄さんが何度も「どうしてこうなってしまったんだろう」という旨の話をされていて、本当にセイバーについてはこれでおしまいなんてひどいよとしかならない。ライダーさんが「私は信頼されてますので」って煽るところもヴワーッ!!ってなってしまった。
しかも最後のセリフが…………ヴッ………………。セイバールート、なんとかしてまた映像化されないかなあ。ギルチャンの「ではな騎士王」もまた見たいし。

姉妹が対峙するとき、桜はリボンが見える角度からのカットになってる気がするけどもやはり意識されているのだろうか。
凛が本当にカッコよくて冷酷な魔術師の顔をしていたけれど、回想挟んで「あ、無理だ」ってなるところが遠坂凛の最大の魅力なんだろうなあと思う。

士郎が桜を救うとき、声だけ聞くとこんな状況とは思えないほど日常の延長のような話し方でとてもよかった。あと…あの……なに?!あの黒い子!!使い魔?!1人だけいつもどんくさい子がいるの、桜の中のちょっとどんくさい一面の発露なのかなと思ってたけど最後にめちゃくちゃいい仕事してほっこりした。

最終の肉弾戦、あまりにも容赦がない攻撃ばかりで、でもこれが〜〜〜FGOでは〜〜〜!!!!この2人が〜〜〜〜!!!!!あ゛ぁ゛〜〜〜〜〜〜!!!!!ってなったしもう最後は……イリヤちゃんが出てきたところから……まともに見えないくらい泣いてしまって……。生きたいと懇願する士郎も、名前を呼びたいのに呼べなくてもどかしく焦れる士郎も、すごくすごく人間らしくて、人間のふりをしていた機械の少年はこうして1人の女の子を守ると決めたことで本物の人間になれて、優しい姉はそのために自らを犠牲にするんだ…ってもう今これ書いてるだけで泣いてる。イリヤちゃん………泣いてる………。
最後に士郎がようやく名前を呼べて何度もイリヤと呼ぶところとか、本当に同じ気持ちで何度も名前を呼びたかった。イリヤちゃん………大好きだよ………。

離れていた11年間を埋めるように2人で歩く姉妹も、手を繋いでいたことも、人形師のお姉さんも、ああトゥルーエンドなんだなぁと。
犯した罪は消えず自分は被害者でもあったけど間違いなく加害者で、自らのせいで奪われた人たちがたくさんいるこの町で生きることを選んだ桜と、そんな桜を助けるために士郎はいて、2人で手を繋ぎ歩み出し、それでも「幸せ」と笑う桜……。
最後まとまらなくなってきた。イリヤちゃんにほとんど持っていかれているので。

なんかもうとにかく、キャストさんもスタッフさんも全員「これでstay nightは最後なんだな」という感慨と名残惜しさをにじませた上で「なら絶対に悔いを残さない」と全力を注ぎ切られた作品なんだなと思います。まだ1回しか見てないけど少なくとももう一度は見たいな。

Fateは本当に、製作側の熱量が半端なくてとにかく須藤監督がどれほどまでに桜が好きで好きで仕方ないのかがよくわかる3部作だったなぁ…。お疲れ様でしたありがとうございます。

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