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ひよっこカウンセラー

最近は本業にパワーを奪われていてポスティングに行けていないので、ポスティングには全く関係のない記事になってしまいますが、よろしければお付き合いください。

コロナ禍で本業の雲行きが危ぶまれた時に、何年も働いてきたのに何も残っていない自分に危機感を感じ、資格をとるようになりました。

何の資格を取るのか迷ったのですがいろいろと考えた結果、最初に取得を始めたのは心理カウンセリング系の資格でした。

そして現在6団体、8種類の課程を修了し認定を受けることができました。全て民間団体が認定する民間資格となります。内容としてはどの資格も大学4年間で学ぶ10分の1程度の取り組みやすい基本的な内容ばかりで、志さえあれば誰でも取得できるようなものかと思います。基礎部分とはいえ、団体により重きに置く部分が違ったりするので、知識の偏りを標準化するためにいろいろな運営団体の資格取るようになりました。

「なぜ心理カウンセリング系の資格を取るようになったのか?」

私は若い頃から友人や同僚から悩み事の相談を受けたりする機会が多くありました。実際のところは、自分自身も思春期真っ只中の青年であり、心には葛藤だらけで、周りの人と比べて特に秀でていたわけでもなかったのですが、誰に対してもどんな時も穏やかで物腰柔らかい性格であるせいか、弱者から強者まで何故かよく相談をされる境遇にありました。

悩み事の相談を受けるといっても、若い頃は同世代ばかりですから、自分自身だって経験や知識があるわけでもなく、実際にはゆっくり話を聞いてあげて、共感して、ひとことふたこと感想を言う、そんな感じでの相談役であったと思います。

その後、年を重ねていく中でも、仕事や人生についての相談を受けることや愚痴や文句のバキューム人間的な立ち位置で、さまざまな人の悩みや愚痴、文句に触れる機会がとても多かったです。徐々に同世代ばかりではなく、だいぶ上の先輩から我が子と同じような若者まで、年代にも拡がりが出てくるようになっていました。

とはいっても何の知識や経験もないただの素人。

特別な技術やノウハウがあるわけでもなく、ただ今まで生きている中で自分の持つ価値観と本能で、悩み相談に応じてきたわけです。言ってみれば肌感で適当に対応してきたといえるかと思います。

そこで、カウンセリングの知識、ノウハウがあれば、感覚的ではなくもう少しまともな役目が果たせるのではと思い、こういった資格に手をつけるようになったのが始まりです。

実際にいろいろと学んでみると、単にカウンセラー、カウンセリングという立場での話だけではなく、不安、悩みを抱える人との接し方や日常生活、職場での一般的なコミュニケーションの取り方、自分のメンタルコントロールにも役に立つ内容が多く、幅広い知見を得ることができていると感じています。

歳もとってきたのであまりハードルの高いものには手をつける気はありませんが、まだまだ誰でも楽しく学べるような資格があるので、リマインドと知識の偏りを標準化する目的で学び続けて、日々の生活に役立てていきたいと考えています。

また、これらの資格で商売したりお金を稼ぐつもりもなく、自分の周囲で悩みや不安を抱えている人の心が少しでも軽くなってくれれば、私のお役目としては充分。

カウンセラーのひよっこのようなものです。

「俺に言われてもどうにもならんよ〜」と内心思うことも多いのですが、救いの手を求めて接して来る人には小指の先を掴むくらいの救いの手は差し出してあげなくてはなぁと思って接するようにしています。

noteも含めて自分に関わる周囲の誰もが、安心や優しさに包まれた穏やかで健やかな暮らしができるよう「ひよっこカウンセラー」の旅はまだまだ続きます。

明日はやっとホッとできそうな1日になりそう。ポスティングに行ければ頑張りたいなぁと思っています。