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対症療法よりも良コスパな「メンテナンス」費用について

今月は「メンテナンス」の月でした

こんにちは! ちょろきちです。
まだ月末まで1週間ほどありますが、今月は少しイレギュラーな出費が重なったので、そのことを書きたいと思います。

イレギュラーな出費とは、自己のメンテナンスにかかった費用のこと。
具体的には下記の通りです。

  • 3ヶ月に一度の歯科定期健診で小さな虫歯が見つかり、治療。歯石除去等の定期メンテ含めて合計3回の診療。¥8,590

  • メンタルクリニックで、3ヶ月に一度の定期カウンセリング。¥3,000

  • 年1回の会社の健康診断で、追加オプション(①バリウムから胃カメラへの変更②乳がん検診マンモグラフィ)の自己負担費用。¥6,800

他には、いつも飲んでいるサプリの定期購入の時期でした(4か月分、¥1,464)。それもメンテナンス費用と言えるかもしれません。

2大定期メンテ:歯医者とカウンセリング

上記メンテナンス費用のうち、年4回ペースで定期的に発生するのは、歯科定期健診とカウンセリングです。
それらはちょうど近いエリアにあるので、交通費節約のため毎回スケジュールを合わせて予約を取り、少ない外出回数で済ませるようにしています。

①歯医者について

恥ずかしながら、もともと歯医者は大の苦手でした。
治療途中で嫌になって逃亡したり、いったん痛いところだけ治してもらったら次にトラブルがあるまで遠ざかったりと、長いあいだ不義理と不摂生の限りを尽くしてきました……。

そんな私ですが、ある時ついに「今ある悪い歯を全部治してもらおう!」と一念発起し、丸半年の通院でどうにか治療を完了。その後は言われるがままに、3ヶ月に1度の定期健診+歯石除去等のメンテンナンスにおとなしく通っています。

半年間の治療にかかった費用の合計は、7万円ちょうど。この中には保険外で作った歯の土台なども含みます。親知らずも2本抜きました。頑張った…!

それに対し、定期メンテナンスは2日の診療を1セットとして合計3~4千円(年間約1.2万円)。
問題が起きてからやっと診てもらう対症療法よりも、トータルで断然コスパがいいのがこうして比べてみるとはっきり分かります。

今月は小さな虫歯が見つかったので、銀歯代を含めて治療代はいつもの2倍になりましたが、定期的に通うことによって、今回のように早期発見ができ、治療回数も費用も抑えることができました。

今では毎日フロスをしたり、歯磨きの内容に気を付けたり、歯科医仕様のマウスウォッシュを寝る前に使ったりと口腔ケアを頑張っているので、実を言えば虫歯が見つかった当初はかなり落ち込みました。笑
でも、浅い傷で済んで良かったと思うようにします!!

②カウンセリングについて

コロナ禍1年目のとき、慣れないリモートワークを頑張りすぎた結果、判断力の低下や不眠症状が出てしまいました。
運よく、かなり早い段階で医療機関につなげてもらったり、上長や同僚が業務分担や勤怠の調整に協力してくれたりしたため、症状は徐々に軽快し、2年近く経った現在では特に制約なくお仕事できています(ただし、リモワは控えめにして原則出社にさせてもらっています)。

お医者さんではごく初期のうつ病と診断され、服薬ではなくカウンセリングで様子を見ましょうとなり、私もそれを希望していたので、しばらくは1~2カ月おきにカウンセリングを受けていました。

その時に「自分は周りの人に弱音や愚痴を吐けない、相談できないタイプなんだ」とはっきり自覚したので、考えを吐き出して整理をしたり、自分とは違う視点からのヒントをもらったりするために、不調がほぼなくなった今でも3ヶ月に一度のカウンセリングは続けています。

同僚や友人には「こんなことに時間や労力を使わせたくない」と感じて言えない堂々巡りの悩みごとやまとまらない考えも、それだけの対価を払っていると思えばすんなりその時間を買えるし、相手はこころのプロなので、的確な問いをもらえて考えを先へ進めることができます。
カウンセラーには守秘義務があるので、話したことがよそへ漏れる心配もありませんしね。

ところで私は『Shrink ~精神科医ヨワイ~』というマンガが好きで全巻読んでいるのですが、その1巻の冒頭で「アメリカは精神病患者が多いというけれど、それだけメンタル不調が「病」として市民権を得ていて、加療が必要な人が可視化されていることの表れ」というようなことが書いてありました。
(詳しくは上記リンクをご覧ください(第1話を試し読みできます!))

この予備知識があったので、自分に心身の不調が表れた時も「カウンセリングを探そう」と特に抵抗なく思えたのかもしれません。
とはいえ、数ヶ月はごまかしごまかしやってきていたので、私の様子がちょっと変かも? と気づいて声をかけてくれた同僚にはとても感謝しています。

コロナ禍の当初に、原作者の方がセルフケアについて書かれたnoteもありますので、こちらもあわせてご紹介します。

まとめ:日々のメンテナンスに勝る節約なし

今回は、定期的な心身のメンテナンスについて書きました。
「蓄財」をこころざしてから、それまで無意識にしていた出費をだいぶ緊縮するようになりましたが、そんななか逆に発生するようになった唯一の出費が、これらのメンテナンス費用だと言えます。

どちらも、必要経費と割り切ってこれからも続けたい習慣です。
もしまた歯医者をサボりたくなる時が来たら、上記の費用比較(半年で7万円 vs 1年で1.2万円!)を思い出して気を引き締めたいとおもいます。笑

今回もお読みいただき、ありがとうございました!

※おまけ

「心のケア」やそのお仕事について知りたい時におすすめの、若き臨床心理士によるエッセイのような学術書です。
臨床心理という学問やその歴史についての解説や、それらの参考文献リストとしても有用です。

サポートありがとうございます。本など学びのために使わせていただき、良い記事を書くことで皆さまへ還元していきたいと思います!