2020年4月、NHKプラス開始!
NHKの番組を観る方法が多様化しています。テレビで観るのみならず、ネットでも観られるようになっているのです。しかもネットでの視聴方式として従来からあったNHKオンデマンドに加えて2020年4月からNHKプラスという新方式が増えているのです。NHKプラスの内容、手続き方法、すばらしいところ、またNHKオンデマンドとどのような違いがあるのかなどを以下にまとめます。
(※残念ながら両者とも海外からは利用出来ないそうです)
NHKプラスとは
2020年3月に試験サービス、4月1日から本放送が始まったばかりのインターネット上の番組視聴サービスです。NHKの受信料を払ってさえいれば、インターネットでNHKの地上波放送番組を放送と同時配信で観ることができます(受信料に含まれているので追加でお金を払う必要はありません)。
また、本放送後1週間程度は「見逃し配信」を視聴できます!あ、うっかりしてたら放送時間過ぎて見逃した!とか、SNS等で紹介されたNHK番組が気になるけどどうやったら観られるんだ!?という時にお勧めです。
NHKプラスとNHKオンデマンドの違い、視聴手段
NHKオンデマンドというネットサービスも以前から有りますが、違いとしてはNHKオンデマンドの方は別途有料が基本で、地上波だけでなく衛星放送や4K/8K放送も対象で、1週間と言わず過去の番組をお金を払って観ることが出来るというものです。
わかりやすいように両者の違いを表にしてみました。
NHKオンデマンドは基本的に有料なのですが、一部だけ無料配信番組があります。この無料配信番組は無料の会員登録をするだけで観ることができ、登録の際に受信契約者本人の確認は不要です。
なお、NHKプラス、NHKオンデマンド、両者ともパソコン、インターネットに接続されたテレビ、アプリ(Android, iPhone/iPad)から視聴可能です。
NHKプラスを観るには
さて、NHKプラスを観るためには手続きが必要です。NHKプラスのWebサイトに行って申込をして下さい。
同時配信番組に文字メッセージがオーバーラップして表示されますがすぐに視聴が可能です。また見逃し配信も視聴可能です。
そして、NHKからメールが届いてそれに沿って入力をしたのちにログインすると、文字メッセージも消えた状態で視聴可能となります。
なお、受信契約者本人の確認をするために葉書で確認コードが郵送される、という手順になっており、それが届いたら葉書の案内に沿ってマイページ内の入力画面で「確認コード」を入力してください。期限内に確認コードの入力がないと同時配信の画面に文字メッセージが再度表示されるようになり、見逃し番組は観られなくなるそうですので、葉書が届いたらすぐに入力しましょう。
葉書が届くまでは1~5週間かかります(当初は1~3週間とされていましたが、ウィルス禍の影響で時間がかかっているようです)。
NHKプラスは革命的。新しいテレビ視聴の在り方!
早速手続きをしてNHKプラスユーザとなった友人の感想がNHKプラスの威力を明確に表しています。ご紹介します―「これまでよりニュースを観る機会が増えた」―これこそNHKプラスの真の効果、威力だと思います。
同時配信はチャンネル権を他の家族に取られた場合や、出先でスマートフォンで観るということを想定していたと思われますが、NHKプラスを利用し始めると、実は別に同時に観る必要はないことに気付きます。1週間以内の見逃し配信が観られるとなれば、10時に手が空いても「さてニュース9観るか」となるのです。あるいは何も出先でスマートフォンの小さい画面で観ずとも、家に帰ってからビール飲みながらゆっくり観るか、ともなります。同時でも見逃しでもないその中間。テレビ欄に書かれた時刻に縛られないテレビ視聴。全く新しいテレビ放送の形をNHKプラスは提供し始めているのです。実は革命的な出来事と言えるでしょう。
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