飲食チェーン店舗の業務におけるインターネットの重要性はここ数年非常に高まった。２０年前ならＥメールによる日報程度の利用だったが、現在ではＰＯＳデータの配信・収集、ネットワークカメラの映像収集、タイムレコーダーの接続、ノートＰＣの接続、クレジット決済端末の接続、ＷｉＦｉルータの接続など多岐に渡っている。今や店舗の運営にiPadなどのタブレットは不可欠であるし、クレジット端末は電話回線からインターネット回線に完全に入れ替わったため、インターネットが使えなくなると非常にまずい。

年末年始に限らずインターネットルータの予備は必要なのだが、特に稼ぎ時のインターネット断は痛いので念入りに用意する。
SIMカードが内蔵できるNVR700という無線ルータを店舗のルータと入れ替えれば機能が復旧できるのだが、SIMのキャリアもドコモとａｕの２台を用意して電波状況に応じて設置できるようにした。
無線ルータはインターネットＶＰＮによって本部のセンタールータに接続され、さらにセンタールータからＡＷＳのダイレクト接続されて業務システムに繋がる。このルータのルーティングが複雑でＡＷＳへの接続を検証して設定変更の覚書を作成するのが午後から３時間ほどかかる。

コマンドラインでのルータ設定は頭が疲れてくたくたになったが、年末年始にこころの安寧は得られそうだ。