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アングルと私「12ハウスと私」#1|西洋占星術

こんばんは、灯です。
「10天体と私」シリーズ、「アスペクト(12サイン)と私」シリーズから間が空いてしまいましたが、流れ的にどう考えても次は12ハウスですよね。
1ハウスから順番に……とも思ったのですが、ハウスの種類ごとに書いてみます。
今回もあくまで私の感想ですよ、と。

12ハウスの中でも特に目立つ1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウスを総称して「アングル」と呼びます。
そのハウスカスプにはそれぞれ名前がついており、
1ハウス→ASC(アセンダント)
4ハウス→IC(アイシー/イムム・コエリ)
7ハウス→DSC(ディセンダント)
10ハウス→MC(エムシー/ミディアム・コエリ)
と呼ばれています。

ASCは出生時の「東の地平線」です。
ここに太陽があったら「日の出とともに生まれてきた」ことになります。

太陽がDSCに乗っていたら「日の入りとともに生まれてきた」、ということですね。
お昼の12時でホロスコープを出すと太陽はMCに乗り、夜中の12時でホロスコープを出すと太陽はICに乗ります。

ASCはその人そのものです。
そのものとは、「素の状態」「飾らない」「無意識」、を指します。
一人でいるときに自然と出る自分。

私はASC=色眼鏡という解釈が好きで、しっくり来てるんですよね。
生まれたときから色眼鏡(ASCのサイン)をかけているから、世界を色眼鏡越しに見てるし、周りからもその色眼鏡をかけている人として見られる。

たとえば私はASC水瓶座で、一般的に「水瓶座とはこういう人」的な解説を読むと、わかるどころかそれが普通だと思ってた、と感じるわけです。

ざっくりエレメントだけでASCについて書かせていただくと、
火エレ→主観的
土エレ→現実的
風エレ→客観的
水エレ→精神的
というイメージですね。

ASCの面白いところはサインだけではありません。
ルーラーがどこにいるか、確認してみてください。
無意識に、いつも、気づいたらいるハウス、ではありませんか?
ルーラーのアスペクトも、普段の行動に反映されてませんか?

サインだけでなくルーラー、そしてアスペクトを確認するとグッと精密さが増しますね。
もちろん1ハウスの中にある天体も要チェックです。

続いてDSC。
一般的にはパートナーを指しますが、私は「とはいえホロスコープに出ているものは全部自分では?」と思っています。
パートナーのみならず、一対一で関わる相手、契約関係にある相手に見せる顔がDSCに現れます。

これもルーラーとアスペクト大事ですよね。
ルーラーが歓迎しない相手とは関われないわけですから。

例が私ばっかりで申し訳ないんですが、私のDSCのルーラーは5ハウスにいる双子座太陽です。
面白い人は好きだけど、言葉に配慮のない面白さは好きじゃないです。
ユーモラスな毒舌はいいとして、無遠慮な悪口はいや、というか。

お次はIC。
一般的に4ハウスは家族・身内ですよね。
あとは所属しているコミュニティ、ここでいうnote、西洋占星術界隈とか。
古典的には父親ですね。

ICは家族の前でよく出る顔、でしょう。
いわゆるホームグラウンドでの過ごし方。
ルーラーとアスペクトを見れば家で何やってるのかだいたいわかりますね。

最後はMC。
アウェイの状態で出る顔。
自分のことを知らない人にはまずMCで対応します。
ここに月や金星が刺さっていたら人懐っこく見られるので「初対面なのに馴れ馴れしい人」に出くわす確率が高そうです。

ルーラーとアスペクトで何のために社会で活動するのかわかりますね。
MCは肩書きともいわれますし。

初対面の相手にはMCで対応し、がっつり仲よくなるとDSCで関わり、もっと深い仲になると家族同然となりICもお目見え、最終的にはその人そのもののASCで接することになるのでしょう。

とはいえASC=その人そのものなので、ASCという元の顔にMCやIC、DSCといったペルソナ(仮面)をつけて対応している、と考えたほうが腑に落ちると思います。

私でいうと水瓶座の顔に蠍座の仮面をつけて今これを書いているわけです。
自分のことも含めて客観的に見る癖があるのですが、ここでは自分の感想として(自分が感じたこととして)記事にしている。

MCが風エレだと客観的に知識として発信するでしょうし、土エレだと現実的に使える技法を発信するでしょう。
火エレだと「これはこういうことだと思うんだけど!」と主観的にパッションで発信しそう。
私は水エレなので自分の感想込みでないと発信できない感じですね。

いつもより長くなってしまいましたが、次回はサクシデントハウスについて書いてみます。
本日はお読みいただき、ありがとうございました!

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#あくまで個人の感想です

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