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景気サイクル

ファンダメンタル分析において景気ってのは切っても切れない特別な関係ですが、皆さんは景気と聞いて説明できますか?景気の循環について理解していますか?

なんとなく財布の中が寒くなったら景気が悪いぜ!って言ったり、ボーナスがたんまり入ったら景気ええな~とか言ってないですか?え?言ってるんですか?僕は言ってます!!(え

景気のサイクルを理解しておくと、結構ファンダメンタル分析していく上で役に立ってくるのでチャチャっと書いちゃいます。

景気のサイクル

金利の下落(スタートだドン!)

経済が成長!(企業が銀行からお金を借りて事業が拡大!)

雇用や原材料需要が増加(労働者やっほい)

人手不足!雇用の確保問題!!

人件費や原材料が高騰!!

物価高!(コスト増が顧客に転嫁される為)

金利が上昇!(企業「ヒョェー!」)

経済が悪くなる(企業が銀行からお金を借りなくなるからね)

金利の下落(最初に戻る)

今の経済状況や新聞などで情報とって今がどの位置にいるのかを知っておくと、次が見えるよね。次が見えると、株高・株安も分かるんじゃない?

景気の拡大期は雇用が増え、失業率が低下し、原材料費が増加する。雇用と原材料需要が適切な速度で増加すると、人手不足と供給問題が発生する。

需要が供給を上回る場合、価格は上昇するから、人件費と原材料は当然、上昇する。それが将来のコスト増に転嫁されることで物価高に繋がる。

物価高が続けば、経済対策として中央銀行(日本でいう日銀、アメリカでいうFRB)が金利を引き上げる。金利が上がると、企業にとって銀行から借金することがリスクになる為、需要が減る。需要が減ると経済が失速し、金利が再び下がる。


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