見出し画像

「寺子屋とよとら」をやってみて思ったこと

どうも、なんちゃってイラストレーターのトラノスケです。
6月から「寺子屋とよとら」というストックイラストのスタートアップのためのコミュニティをとよとよさんと運営しています。

このコミュニティの他とは違う大きな特徴は、一ヶ月で卒業というシステムです。僕がなぜこのようなシステムを採用したのかというと、ストックってすごく自由度が高くてその人の生活スタイルやリズムに合わせた作業や投稿が可能なんですよね。そこがストックの一番と言っていいほどのメリットでもあるんですが、、
いつでもやれるからいつまでもやらない、やりたいけど永遠に取り掛かれないって人も多いんですよね。

またサブスクにしてしまうと、なぁなぁになってダレてしまったり、辞めるタイミングがわからなくてダラダラ居続けてしまったり、古参の人がお局さんみたくなったりするので一ヶ月という期限を設けて切羽詰まった状態に追い込むのが絶対参加者のためになると思い一ヶ月で卒業というシステムにしました。

こちら、何かに躓いて質問や相談事が出来た際は、再度参加が可能です。
サブスクでずっとお金がかかるより、必要な時にだけ利用したほうがお財布にも優しいです。



<運営して思ったこと①>

まだ6月の一期生、7月の二期生の2回しか運営していないのですが、同じ40名でもメンバーが変われば雰囲気も全然違うなと思いました。

一期生はメンバー同士の距離が近く、僕らへの質問や相談だけでなくメンバーにも問いかけて意見を求めたりしていました。和気あいあいとした雰囲気の中でみんなでモチベーションを維持しようとしていて、すごくコミュニティ感が強かったです。

変わって二期生は初日からバンバン質問が飛んでくるとてもストイックな雰囲気でした。メンバー同士の交流はほとんどないのですが、我々も背筋が伸びるような詳細でピンポイントな質問が多く、他のメンバーは他の人の質問で自分が気づかなかった部分まで多くを学んでいる感じです。こちらはスクール感が強いです。

どちらが良いとかではなく、どちらにも良いところがあります
これは卒業生が何かきっかけがあって再度参加することになっても全然違うコミュニティに参加したようで面白いだろうなと思いました。



<運営して思ったこと②>

僕なんかはストックに参入してもう12年以上経つので最初の頃なんとなく苦戦したなぁくらいにしか覚えてないんですが、やはり最初はみんな各サイトの作品データ要項の違いで思った以上に躓いているなと思いました。

すでに理解して習慣化までされてしまっている僕らでは気づかない箇所で止まったりしてしまいます。ストックのスタートアップというかイラレ講座になることもしばしば。これに関しては僕はイラレに精通していないので相方のとよとよさんにとても感謝しています。

ストック全サイトの要項や特徴やルールを自分で調べながら、イラレの操作や効率化やツールについても並行して独学していかなきゃならいのはかなりのハードルだと思うので、自分で言うのもなんですが、かなり価値のあるものになっているんじゃないかと思いました。



<運営して思ったこと③>

インボイス等もあり今後クライアントワークなどのフロー収入に影響が出てきそうな世の中なので、今のうちに自動収入やストック収入などの確保・強化が必要な世の中になってくると思います。また、そう思っている人が多いので現在このコミュニティが盛況しているのだと思います。

もちろんこのコミュティは仲間を増やす半面、ライバルを増やすことにもなります。競合が増えるのは厳しいことでもありますが、ストック市場の質の向上や拡大のためには必要なことだと思っています。
ここの卒業生が切磋琢磨しながらストックを盛り上げてくれたら僕らは嬉しいです。今後のストックサービスを尻つぼみにさせないためにも、もう少し続けて行こうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?