見出し画像

うまくいかないことを止めてみた

noteを始める前の自分を振り返りつつ、自分について書いてみました。

どうしてもうまくいかなかったこと


わたしはちょうど1年前の今頃、とあるビジネス講座で学んでいた。講座で学びながら、自分でも情報発信ビジネスとやらをやってみようと挑戦していた。しかしそれはどうにもうまくいかなかった。やり方が悪かったのか、諦めずに続けるべきだったのか、いろいろな見方はできる。

しかし結論からいうと、ビジネス講座での学びそのものは楽しかったけれど、実践するのは自分には向いていなかったと思う。続けるうちに「もうやりたくない」と思うようになっていったのだ。別のセミナーで耳にしたデータによると、自分ビジネスを始めたおよそ9割の人が1年以内に止めてしまうらしい。わたしもその9割の大多数の方だったのだろう。

実は結構な大枚をはたいて入った講座だったので、当初は何としても元を取りたいという思いが手放せなかった。ここで止めたら負けたような気がするとも思えた。しかしどんどん強くなる「もうやりたくない」という自分の気持ちを尊重して止めることにした。ビジネスブログも一連のSNSも止めた。気持ちはとてもスッキリした。

するとそれまで自分一人でなんとかしなければと思い込んでいた問題を手助けしてくれる人が現れたり、あのままビジネスを続けていたら後悔していたであろう出来事に出会ったりした。どうしてもうまくいかないことは「やりたくない」という自分からのサインだったのだとわかった。

そしてその後、これまでうまくいかなかったことをいろいろと振り返ってみた。するともしそれらがうまくいっていたら、今頃後悔していたであろうことに気づいたのだった。受け入れて貰えなかった会社や個人が、見えないところで犯罪に加担していたのだと後で知った時は驚いた。本当に関わらなくてよかったと心底思う。

これまでうまくいかないことに対して、相手を責めたり自分を責めたりしてきたけれど、実はうまくいかない方が自分にとっては良いという方向に舵を取られていたらしい。もしかしたらわたしを守護してくれている存在やハイヤーセルフが、うまくいかないように取り計らってくれていたのかもしれないとさえ思う。いろいろな岐路では、ご縁がなかっただの、タイミングが違っただのという言い方もあるが、本当にその通りだと思う。うまくいかないことがあっても、何も恥じることなどないのだ。

やりたいかやりたくないか


ではどうすれば自分が本当にやりたいことを見つけて、それをすることができるようになるのだろう。それにはどこまでも自分との対話を続けるしか無いと思っている。講座やセミナーを渡り歩いた結果、わたしが自分に出した答えだ。他力を頼り、占いやセッション、カウンセリングを受けて答えを導き出す方が合っている人はそれをすれば良いと思う。わたしはとりあえず自分で納得するまで次に進めない質だというのが自分でもわかっているので、そういった方法は合わないようだ。

自分との対話を続ける中で、目標となりそうな興味の対象に対して「やりたいか、やりたくないか」「楽しいか、楽しくないか」などを判断基準にすると良いという。片づけコンサルタントである近藤麻理恵さんの「ときめくか、ときめかないか」にも少し似ている気がする。自分にとって必要なものは自分にしかわからないし、人に言われて決めるものでもない。

これらの方法を取り入れてみたものの、興味の対象が変わることもある。前述したビジネス講座など「やりたい」と思って始めたのに、やってみると「やりたくない」という結果に終わった。しかしその経験のおかげで、わたしは「自分が守られている」こともわかったし、気づかないうちに自分にとって良い方向へ舵を取れていたことも実感できたのがとても大きかった。それまでの後悔や反省を感謝に書き換えることができたからだ。

「好き」を探して

先日テレビでマヂカルラブリーの野田クリスタルさんが「自分は一生やり続けられるくらい好きなことしかしない」というようなことを話しているのを聞いて、いたく感動した。一生やり続けられるくらい好きなことがあるなんてなんて幸せなんだろう。しかし今自分にそれがなくて探している最中でも、好きなことが変わっても、それも全部素敵なことだし、幸せなことだ。わたしには一生やり続けられるくらい好きなことはこれだ、と言い切れるものがないけれど、書くことはまあまあ好きなのでnoteでの発信を楽しみたいと思う。

この記事が参加している募集

自己紹介

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?