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瞑想中(マインドフルネス)の呼吸について

瞑想中の呼吸について本やネットに漠然としか書かれていないので、この記事で書きたいと思います。ひとつ注意事項があります。絶対に瞑想中に呼吸の練習や呼吸のことを考えてはいけません。それ自体が雑念であり、瞑想に集中できていない状態です。呼吸の練習は瞑想をやっていないときにやってください。

まず呼吸には胸式呼吸腹式呼吸丹田呼吸があります。
胸式呼吸はみぞおちのところで呼吸します。ラジオ体操での両腕を上げての深呼吸がこれにあたります。肩と胸が動く呼吸です。

腹式呼吸はへそのあたりのところで呼吸します。
肩も胸も一切動きません。へその周り(お腹)だけが動く呼吸です。手でおさえて確認してみてください。横隔膜を動かす呼吸です。すぐにできます。

丹田呼吸とはへそから指4本から5本下のところでの呼吸になります。腹式呼吸をより発展させたものになり、瞑想では一番良いとされる呼吸になります。ただし、特殊な練習が必要となりますので、習得に時間がかかります。

瞑想中は一番良いのは丹田呼吸ですが、腹式呼吸が出来ていれば良いです。瞑想中の頭の作業の邪魔にならない呼吸ならなんでも良いです。

丹田呼吸を習得するのにどれだけの時間と労力がかかるのかを考えると私自身は瞑想中は腹式呼吸さえできていればよいと考えています。(もちろん瞑想をしている最中には呼吸については考えていません。)

瞑想についてはこちら


ここからは丹田呼吸について気になる方だけお読みください。


私は過去に胸式呼吸と腹式呼吸の違いが気になって、その当時、読んでいた本『楽しもう。瞑想』の著者の宝彩さんが開設している通信講座(e-講座)のC-呼吸コースに申し込みました。

内容についてですが、

(1) はじめに  
(2)【A】呼吸法テキスト
(3)【B】心身との関係
(4)【C】瞑想との関係
(5)【D】生きるとは
の内容が4か月(4回テキスト配信)ありました。


胸式呼吸~腹式呼吸~丹田呼吸までに至る訓練方法があります。日常的に呼吸の訓練をする必要があります。ジョジョの奇妙な冒険の波紋法に似ているかもしれません。ですが、私としては毎日訓練をやるのがかなりキツイ上に、すぐに目に見えた効果がでないので、モチベーションが下がって4カ月ぐらいでやめました。個人差もありますが、半年後あるいは1年後に効果が出てくるものです。私が言うのもあれですが、これぐらいので覚悟がないと丹田呼吸を習得できないです。(明晰夢のイメージ力の向上のトレーニングは夢の根底になるので、モチベーション関係なくやってます。)丹田呼吸を習得したいのであればこのテキストはお勧めです。理論と訓練方法が図でわかりやすく説明されていましたから。私としては胸式呼吸と腹式呼吸の違いがわかっただけで十分満足でした。ですが、今後、考えが変わってもう一度丹田呼吸に再チャレンジするかもしれません。


まとめ

  • 瞑想のときの呼吸は腹式呼吸あるいは丹田呼吸

  • 瞑想中は呼吸について考えない


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