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【映画感想】"guns, lots of guns. " 映画『マトリックス』

『マトリックス』シリーズを通しで観たことがなかったので、夏休みを使って一気に観てみることにしました。
最近の渋いキアヌ・リーブスも良いですが、今作で観せる若かりし日の爽やかさと真っ直ぐな目(途中サングラスで観えなくなりますが)もまた魅力的です。

この記事は映画『マトリックス』のネタバレを含みます。ご注意下さい。

 

あらすじ

プログラマとしてソフト会社に勤務するトーマス・アンダーソンは、ネオという名で知られた凄腕ハッカーでもあった。ある日、トリニティと名乗る美女から接触を受けたネオは、彼を探していたという男、モーフィアスと会う。モーフィアスは、人類が現実だと思っている世界が実はコンピュータにより作り出された「マトリックス」と呼ばれる仮想世界であり、本当の現実世界でネオをはじめとした人間たちはコンピュータに支配され、眠らされているという驚きの真実を明かす。モーフィアスの誘いに乗り、本当の現実世界で目を覚ましたネオは、ネオこそが世界を救う救世主だと信じるモーフィアスやトリニティとともに、コンピュータが支配する世界から人類を救うため戦いに乗り出すが……。

https://eiga.com/movie/49688/

ネタバレ厳禁

かなり強くて安心して観れます^^

作品自体が有名になりすぎて仮想現実の話ということはどうしても分かってしまうと思うんですが、それでも取調室で口をふさがれるシーンは衝撃的でした。

公開当時に観たら一見超能力の様に観えますし、”目覚め”の衝撃も相当強かったはずです。
一度記憶をリセットして観たいです…

名シーン満載

私が普段書いている大まかなまとまりを作って感想を書くという形は、今作ではなかなかとりづらいです。
映像効果もそうですがセリフもかなり尖っていて、書きたいシーンが大量にあります。

衣装も黒ずくめなのにユニークです。

序盤に出てくる追跡用の虫ロボットはかなり気持ち悪いですし、へそから入ってくる痛々しさがすごくて観ていられないです…
(これと似た拷問が『ゲーム・オブ・スローンズ』にもあって観るのに苦労しました;;)
今作唯一の不満かもしれませんw 

ディストピアものの中でも、今作の世界は相当終わっている気がします。
まだゾンビや機械に全滅させられた等は分かりますが、人間が機械に栽培されている姿は非人道的過ぎます…
虫のような機械と機能性重視の施設も、観客に絶望感を与えるうえで相性抜群です。

「カンフー習得」

流石に「考えるな…」とは言いませんでしたw

カンフーをインストールしてモーフィアスとスパーリングするシーンがありますが、ここだけ音楽もセットも完全に別物でカンフー映画を観ているようです。
まさに仮想現実を感じられる、この映画を代表するシーンだと思います。

仮想現実=夢?

今作を観たらこの世界が現実ではないかもしれないと絶対に考えてしまうと思いますw

仮想現実を夢に例えるあたりで意識してしまうんですが、デジャブをロマンある解釈で説明してくれるのも印象的でした。

 

快適な夢から覚めたいと自分から思う人は、どれぐらいいるんでしょうか?少なくとも私は夢を見たままでいたいと思ってしまいます。
今作に寄せて言うのであれば、「体と魂を別ものと捉えている」ということになるんでしょうか。

最後に

やりすぎなぐらいのスローや映像効果を使っている場面があり、アクションシーンのクセはかなりあったように思います。
特に終盤はスローだらけアクロバットだらけで、独特さが前面に出ていました。それでもこのクセがウケることには納得がいきます。
そうでなければ大量にオマージュされることもないですしw

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

画像の出典
マトリックス : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)




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