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介護サービスの利益率、過去最低2.4% 施設系が大きく悪化 物価高など直撃=経営実態調査・・・という記事の紹介です。

今日は北海道は雪が降りました。
登別はチラチラ舞うくらいでしたが、滝川に向かう途中、いつもと違う夕張の山を越えるルートで芦別方面から滝川に向かったのですが、夕張のトンネルを抜けると一気に雪景色になって、あちこちで事故が発生してました。

怖いので途中で三笠に抜けていつものルートで滝川に向かいました。

やはり岩見沢あたりから雪が強く降る感じですね。
帰りは岩見沢を越えて栗山に入ると雪は積もってませんでした。

JOINTより抜粋

結果は表の通り。昨年度決算の全サービス平均の収支差率は2.4%。前年度より0.4ポイント低下し、2020年度調査と並ぶ過去最低の水準となった。政府はこれを重要な参考データとして、来年度の介護報酬改定をめぐる議論を進めていく。

JOINT

全体としては物価高騰や人件費高騰による影響で低迷してますね。

一部の事業では利益率が高く出てますが、おそらくどこも人手不足なので人員不足分の補充が追いつかずギリギリで回しているので本来かかるはずの人件費がかからなくて利益が高くなっている可能性もありますね。

今年5月に実施された。対象は全ての介護保険サービス。全国の1万6008施設・事業所から回答を得ている。有効回答率は48.3%。結果は10日の専門家会議に報告された。

JOINT

回答も全体の半分くらいみたいなので、どこまで正確なのかも疑問は残るところですが、参考にはできる数字かなぁと思います。

特別養護老人ホームと介護老人保健施設がマイナスとなるのは初めて。光熱費をはじめとする物価の高騰、人件費の上昇などの影響を非常に大きく受けた格好だ。特定施設やグループホーム、ショートステイなども悪化していた。

JOINT

施設系、厳しいですね。
やはり規模がでかいと光熱水費にかかる費用も馬鹿でかくなりますもんね。
人件費も抱えている職員数が多いでしょうから、最低賃金のアップ分だけでも相当な負担増になっていると思います。

訪問介護や通所介護、居宅介護支援などは収支差率が向上している。ただ、経営環境は厳しさを増しているのが実情だ。事業者は介護報酬の収入から十分な賃上げ、労働環境改善の原資を捻出できず、貴重な人材の他産業への流出を止められないでいる。

JOINT

訪問介護の利益率が7.8%で前年比で2.0%アップしてるのは驚きでしたが、やはり人手不足による影響かなぁと思うのと、併設事業者の囲い込み経営の影響もあったりしそうだなぁと思いました。

定期巡回の利益率が高いのに目が行きますね。包括報酬なのでどう見たらいいかよくわかりませんが、国としては増やしたいサービスのはずなので、ここの報酬を下げるというのはあまり考えられないかなぁと思いました。

前年比で利益率を高めている数値が高い福祉用具と訪問リハについては、もしかしたら報酬減が狙われたりあるかなぁと思ったり。

流石にヘルパーの人手不足が深刻なので報酬を下げるような方向にはならないかとは思いますけど・・・、ちょっと不安。

厚労省は今回の結果について、「訪問介護、通所介護などの収支差率は上がっているものの、収益額の伸びは大きくない」と指摘。「経営改善の影響は限定的」と分析した。

JOINT

ヘルパー事業所もかなり廃業してるので、残った事業所で無理してカバーしてるケースもあると思います。全体の収支が伸びてなくて利益率が上がっているというのは今まで以上に少ない人員で多くの派遣をこなしてる事だとは思うんですよね。

あわせて、「他産業では利益率が上昇している一方で、介護分野では全体として低下している。かなり厳しい状況にある」との認識を示した。

JOINT

厚労省には、しっかり財務省と戦ってほしいですね。

一企業当たりの経常利益は前年度比36.4%増加となりました。
主要産業別にみると、製造業は前年度比46.6%、卸売業は同39.7%、小売業は同10.3%それぞれ増加となりました。

経済産業省

あまりに差があるので比較対象として正しいかどうかわかりませんが、こんなに差があったら戦になりません。
少なくともこのままでは人材確保や環境整備に使えるお金の体力が違いすぎて勝負にならんと思いました。

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