こんばんは、暴落が来るぞおじさんです。

クソリーマンなので、今日も安い缶チューハイを飲んでいます。
参院選、結果が発表されましたね。私はノンポリなので結果についてはどうでもいいですが、今回の選挙ほど、Twitter界隈で「若者への投票」が呼びかけられた回もなかったかなぁと思っています。
そして、滑稽なほどの低い投票率。

若者に投票を呼び掛ける人ほど、滑稽な偽善者、もしくは本質的に頭が悪いのです。

・なぜ若者に投票してもらいたいのですか？

この問いに対しては、「これまでの政治は、若者が投票に行かなかったので、老人向けの政策が採用され、日本をダメにした」という模範解答が返ってきます。
もう、これ論理的に破綻しているんですよ。
なぜ、「政治が悪くなった理由を、若者に帰結させているのですか？？」
「政治が悪くなったのは、若者が悪いんですか？？」
どう考えても、違いますよね。

もし本当に日本のことを考えるなら、「どうして若者が投票しない国になってしまったのか」「なぜ日本経済は発展しないのか」その原因と対策を真摯に考えるべきなのです。

それを棚上げして、若者へ責任を擦り付け、かつそれを巧妙に隠して扇動するのは、既得権益に対して対抗したいポジションを持った人間の政治的作為を原点にした発信なのです。
もしくは、ただのバカです。

若者の投票をあおっている人に言いたいのは、若者は多くが何も考えずに自民党に入れるのですが、それであなたは満足しますか？

・じゃあどうすればいいの？

そんなこと私はわかりません。
但し、考え方としては、イデオロギーや作為なしに、本当に何がいいのか、ゆっくり考え、論点を整理していくことだと思います。

ー投票率が低いことが悪いことなのか？（なぜ？）
ー本当にいい政治とは何なのか？（それは政治が原因なの？）
ーどういう状況にあれば投票に行くようになるのか
　（なぜ投票にいかないのか）

それをフラットに検討し、対策を打つような政党が、出てこないもんですかね。
（それは、出てこないのです。なぜなら、政党は既得権だから）

政治に対する関心とかそういう問題ではないのです。
このあたり、そろそろ新しい流れが出来てもいいと思うんだけどなー。