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ローソク足の見方を解説します


こんばんは、とびふと(@tobifuto2)です。

・テクニカル分析をやってみたい
・チャートの見方の基本が知りたい

こんな悩みに答えていきます。

今回はチャートの基本となるローソク足の見方について解説します。

・ローソク足の見方

ローソク足

ローソク足はある一定期間における4つの価格を示したものになります。
一定期間とは、1分、1時間、4時間、1日、1週間等々いくつかあります。

4つの価格は以下のような意味合いです。

始値:一定期間の中で、一番最初の価格を始値と言います。
終値:一定期間の中で、一番最後の価格を終値と言います。
高値:一定期間の中で、一番高かった価格を高値と言います。
安値:一定期間の中で、一番安かった価格を安値と言います。

始値よりも終値が高い価格であった場合、陽線と呼ばれ、図の左側のように示されます。

始値よりも終値が安い価格であった場合、陰線と呼ばれ、図の真ん中のように示されます。

始値と終値が同じ価格であった場合、十字足と呼ばれ、図の右側のように示されます。

高値や安値の方向に線が伸びているとき、この部分をヒゲと呼びます。

・ローソク足の形

ローソク足2

ローソク足にも様々な形があります。
それぞれの形に名前が付いており、それぞれの形のときで相場の意味合いが変わってきます。

大陽線/大陰線:買い/売り圧力がとても強いことを意味します。つまり、価格上昇/下落の方向に動く可能性が高いです。
小陽線/小陰線:買い/売り圧力の方が強かったことを示しますが、実体が小さいため、売り/買い圧力もそれなりに強かったことを示しています。
つまり、相場に迷いがあると考えられます。
上影陽線/上影陰線:上ヒゲが長いということは高値から相当安値の方向に戻されたということになりますので、売り圧力の方が強いと考えることができます。高値圏で出現した場合、下降トレンドへの転換点と受け取れます。
下影陽線/下影陰線:下ヒゲが長いということは、安値から相当高値の方向に戻したということになりますので、買い圧力が強いと判断できます。
安値圏で出現した場合、上昇トレンドへの転換点と受け取れます。

最後に

ローソク足の見方やそれぞれの形における意味合いについて解説しました。
ローソク足はテクニカル分析の基本なので、覚えておくと役立ちます。

実際にはローソク足だけで未来の価格を予想することは難しいですが、ローソク足の見方がわからないと、その他の分析のためのラインを引くことができません。

ただ最近はソフトが勝手に引いてくれるので自分が引くことはないですが、理解しているのとしていないのとでは意味が違うので、基本のローソク足は押さえておきたいです。

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