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テクニカル分析の用語の説明

こんばんは、とびふと(@tobifuto2)です。

・投資でテクニカル分析って聞くけど何?
・テクニカル分析の指標ってどんなのがあるの?

こういった悩みに答えていきます。

・テクニカル分析とは

相場の予測の方法にはファンダメンタル分析とテクニカル分析の2つがあります。

テクニカル分析は、過去のチャートの動きから様々な指標を活用して未来の価格の方向性を予想するという方法です。

一方でファンダメンタル分析は、景気の動向や決算状況、国際情勢、要人の発言、ニュース等から未来の価格の方向性を予想する方法です。

どちらも重要な分析方法ですが、ファンダメンタル分析は比較的とっつきやすいため、誰もがなんとなくわかる方法ですが、テクニカル分析はちゃんとやろうとしなければわからない方法です。

相場はどちらの影響も受けるため、どちらか知らない方があると、それが原因で相場が変わった場合、対応できなくなります。

ファンダメンタル分析的に特に変化がなかったとしても、テクニカル分析的に変化があるといきなり急落するなんていうこともあります。

しかし、テクニカル分析だけを信じすぎるのもあまりよくありません。
なぜなら、相場というのはお金をたくさん持っている人であれば操作できるからです。

例えば、機関投資家や大口投資家と呼ばれる人たちはチャートを動かすほどの資金力があるため、ダマしのチャートを作ることがあります。

そのチャートに騙されてしまうと、損をする可能性が高いです。

しかし、急騰急落の原因を分析できるため、テクニカル分析を知っていて損はありません。

・テクニカル分析の指標

テクニカル分析の指標として、代表的なものについて一覧にします。

・ローソク足
・移動平均線
・ボリンジャーバンド
・MACD
・一目均衡表
・RSI

・ローソク足

相場には買いと売りがあり、ある期間でどちらの方が強かったかというのがわかるのがローソク足です。
ローソク足の形で、買いと売りがどんな風に強かったかというのがわかるようになっています。

・移動平均線

一定の期間での平均値を出し、それを結んだ線を移動平均線と呼びます。
テクニカル分析において、日数の長い移動平均線の方が信頼度が高いと言われています。

・ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは移動平均線と標準偏差で表される指標です。
標準偏差とは平均値のばらつきを示します。
移動平均線の上下に標準偏差の線が示されていて、標準偏差の内に収まる確率が統計学的に決まっており、相場においても活用されています。

・MACD

MACDはマックディーと読みます。移動平均をもとに計算され、移動平均線よりも敏感に反応すると言われています。
MACDとMACDの移動平均線で表現されます。

・一目均衡表

一目均衡表は、次の5つの線で表されます。

1. 基準線
2. 転換線
3, 4. 先行スパン線×2
5. 遅行スパン線

基準線:過去26日間の最高値と最安値の中心値を結んだ線
転換線:過去9日間の最高値と最安値の中心値を結んだ線
先行スパン線1:転換線と基準線の中心を26日先に表した線
先行スパン線2:過去52日間の最高値と最安値の中心値を26日先に表した線
遅行スパン線:当日の終値を26日前に表した線

・RSI

RSIは買われすぎか売られすぎを表す指標です。
一定期間における値上がり幅と値下がり幅から計算される指標で、70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎという判断をします。

最後に

今回は、テクニカル分析の代表的な指標についてどんな指標であるかということをまとめました。

これらの指標を使っていくことで、ファンダメンタル分析で分析しきれない未来の値動きを予測することができるようになります。

しかし、テクニカル分析だけに頼るとダマされる可能性があるため、あくまで判断するための一材料として活用するようにしましょう。

最後に投資するかどうかを決めるのはあなた次第で、売りと買い以外に相場に参加しないという選択も含めて決めるようにしてください。


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