【野球ネタ】大谷騒動に見る日米の違い



先日、大谷翔平選手が声明を発表した。
自身は賭博にいっさい関与していないと主張している。

筆者は事の当否について、現時点で語るつもりはない。
証拠が出揃ってから語るかもしれない。

それより評価したいポイントについて話したい。
それは、大谷自らの口で疑惑の当否を主張したことである。

もちろん、それ自体が今後疑わしくなってくるかもしれない。それはなんとも言えない。

それよりも、疑惑の当事者本人が自ら語ったことを評価したい。

翻って日本球界でも、スキャンダル等は数多くある。
しかしながら、疑惑の当事者がほとんどの場合で口を閉ざしているのが現状である。

このようなことが続いていくと、大谷のおかげで復活してきた野球人気にも影響しかねない。
大人たちにとってはなあなあで済ませてもいいことではあるかもしれない。
しかし、それを見た野球少年たちはしらけるのではなかろうか。

なにより、ルール違反を問われた側が黙秘を続けていたら、競技としての正当性自体を問われかねないと思う。

果たしてそれでよいのだろうか。
日本球界にもMLBのような「透明性」が持ち込まれることを切に願う。


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