見出し画像

教えたくない手帳


手帳を覗かれていつも言われるのが
「うわっ、すごい予定ですね」
忙しくないですか?と

そこでわたしはいつもこう返す
「暇にしてたら予定が入るの」
でもほんとにそうなんだよね

自分で仕事を作り続けてくうちに
気がついたら今の状況になっていた
その代わり公私の線引きも消えた頃

わたし主体で集めることも減り
呼ばれて参加することが増える
予定を空けておくと埋まっていくのだ

荷物も手帳も予定もパンパン

ピークは三十代後半だったと思う
資料をたくさん持ち歩き
パソコンも同時に携帯していた

靴下を作ってた時は
車のなかはサンプルの山で
リュックは常にパンパンだった

それが普通と思っていた

そんなわたしが変わったのは
ある工場の社長に言われた一言

「書類で靴下はつくれませんで」

そうだなと思った

何しに来てんだろと目が覚めた
それ以来資料やパソコンを
工場に持ち込むのはやめた

仕事の内容が変わっても
その一言が胸に刻まれている
書類やパソコンは現場には必要ない

わたしの荷物は激減した

Porterの手縫いで分厚い手帳を
仕事の証として自慢気に持ち続けていたが
次第にそれも持たなくなった

データが頭の中に入っているわけではない
自分にインストールしなくても
必要な時に知っている人に頼ればいい

一冊で済むこと
カレンダーが手帳になった感じ
A4サイズで見開きA3

数年様々な手帳を試して
これに行き着いた
そこで見つけたのがこれだ

カレンダーのような視認性なのに手帳
使い始めて5年は経っている

ちょっとしたプリントなら
折り曲げずに挟んでおける
老眼には嬉しいビックサイズ

今年もまだ予定は空けてある
スマホで要件が済むことも大きいが
起動がわたしの仕事だと自覚もある

そう

起動ブーストがわたしの役割

そのための手帳はこれで充分
あとはメンバーが支えてくれる

予定がスッキリしない
なぜか荷物が増える
なんて方にはお勧めしたい

これ、レビューなの?

いや、そうかも知れない
けど、大切なものを伝えたかったような
そうでもないような…

気になった方はこちらを



通りすがりの靴下ソムリエ
ゆうなってより愛を込めて




















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?