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今年のクリスマス

クリスマスも終わり、街は一気にお正月モード。
お店もクリスマスケーキから、お年賀、帰省のお土産に変わった。
この切り替わりの早さがすごいけれど、なんだか落ち着かずわさわさと
いろいろな準備に追われて、レジに列ができたり、売り場が混んでいたり、
たくさんの荷物を抱えて足早に歩いている人を見ると、いかにも師走らしくていいなと思う。

最近年賀状もやめる人が多くなってきて、日本の慣習というか文化がまた一つ
なくなっていくのかと思うと、昭和の人間は寂しく思ってしまうのだけど
この師走らしい風景を見ると、まだ昔からの日本の姿が残ってるなと嬉しく思う。

クリスマスは早めに妹家族とちょっとしたホームパーティをやったり、24日当日の夜家族でピザやチキンを焼いてクリスマスらしい時間を過ごしたが、肝心のツリーを出せなかったのが悔やまれる。

少し前までは、12月に入ると子供達と一緒にツリーの飾り付けをして、その様子をビデオに撮って・・・とやっていたけれど、その子供達も大学生になるとなかなか時間もなく、去年もツリーを出せなかった。
今年こそはと思ったけれど、出せないままクリスマス当日になってしまった。

でも、ずいぶん前に
「イベントの飾りものは、部屋の窓辺や玄関、トイレなど目に入るところに小さいものを飾るのでも十分楽しめるのではないか」
という記事を読んですごく共感したので、来年からは我が家もそうしようかと思う。

そんなこんなのクリスマスだったけれど、今振り返ると、私は12月何回かに分けて
親しい友人全員とランチをしながらたくさんおしゃべりができたし、子供達も然り。一年の終わりにそんな時間を持てたことが最高に幸せだったと思う。

昔から自分の誕生日より好きだったクリスマスは、
「今年もありがとう」
を伝えるイベントなのではないかと私は思っている。
何かプレゼントを渡したくなるのは、その気持ちの表われでは、と。

そして、新年に向けての空気と共に新しい年をどんなふうにしたいかと
いろいろな思いを馳せるのであった。

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