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「今のママたちはいいな」と思われる社会が理想なのかも

平日の朝、自転車をこいでいると、保育園や幼稚園に行くために、子どもを乗せて、自転車をこぐお父さんたちをたくさん見かけました。

10年ほど前、チャイルドシートがついてる自転車を、スーツ姿の男性が使っているのはまだまだ少なくて、目立っていたのに

今や目立つどころか、それがナチュラルな風景にさえ感じます。

パパが抱っこ紐を使って赤ちゃんとお散歩している姿もよく見るし、幼稚園のお迎えもパパだけが来ているご家庭もたくさんありました。

20年以上前、いや、10年以上前でも、この光景は考えられなかったことじゃないかな。

お父さんの育児参加だけじゃなくて、今は液体ミルクとか便利な育児グッズがたくさん出ていたり、育児に関する情報が手に入りやすかったり、給食費無償になったり。

今6歳の息子を育てる私でさえ「6年前とは明らかに違う」と感じるのだから、中高生以上のお子さんを育てるお母さんの「時代は変わった」感はもっとありそう…。

便利な子育てグッズを横目に「私のときもこんなのあったら良かったな」と思うこともあるけれど、

それだけ世の中が良くなっているってことですよね、きっと。

こんな話題のときに、いつも思い出す人がいて。

以前勤めていた会社にいた、管理職の女性のこと。その当時、アラフィフといったところかな。
いわゆるバリキャリのその女性とは、トイレでよく一緒になって話をちょくちょくしてたんだけど、何かの話題のときにふと

「私も、かなうことならもう1人子ども生みたかったな。2人生んで会社に戻ってこられる今の子たちがうらやましい」

みたいなことをぼそっと言っていたのです。
1人出産して、会社に戻ってくるだけでも、ものすっっごい大変だったと。

そのような女性が他にもいました。

今、日本が子育てしやすいかと聞かれると、決して「最高!」とは言えないけれど

「今のママたちはいいな」と思われているってことは、きっと少しずつ良くなってるってことですよね。

いつか「ほんと今のママたちって、恵まれてるよね~」って言えるくらい、物も、サービスも、考え方も、社会の在り方も、子育てしやすい環境になればいいな、って思っています。

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