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だんじりがガードレールに衝突し死者が出る 下らないニュース解説番外編その15

涼しくなったと思ったらなんかまた気温が上がって服を選ぶのに戦略が求められる今日このごろのニュースはこちら。

だんじりがガードレールに衝突…52歳男性が挟まれ死亡 T字路を曲がり切れず…現場は直前まで雨 地面滑りやすくブレーキ利きにくかったか 大阪・生野区

だんじり祭りで死者が出たとのことで、まずはお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

その上で、大阪府民というか阪神地方以外に住む人がおそらく誤解していることを挙げてみると、

  • 「だんじり=岸和田」と思っているかもしれないが、大阪府内や尼崎等、色んな所で開催されている。

  • 「だんじり祭り」といえば岸和田みたいに山車をぶっ飛ばすのをイメージするだろうが、堺の鳳地区のような例外を除けば、大方の地域ではダラダラ曳いて移動するというスタイル。

こんな感じで、加えて今年の岸和田のだんじり祭りは9月に終わっており、ヤフーニュースのコメント欄等に「岸和田が~」などとありますが、このようなコメントは無知そのもので全くのお門違いなのであります。
岸和田もええ迷惑やでホンマ。

じゃあ何でダラダラ曳いているのに事故が起きるんだという話ですが、途中で回転させたり横に揺らしたり無理なカーブをさせたりするからで、その際に山車が倒れて事故になるわけです。(何でそんなことするんだと聞かれても知らない)

まあ私としては、お祭りなんて本人たちが好きでやっているものなので、無関係な子供を巻き込んで負傷させたり等がなければ、本人たちが納得いくようにすれば別にいいんじゃないの、という感想でございます。

外圧がなければ変わらない国、日本

あと、こういう祭りに関するトラブルで必ず出てくる意見といえば、「伝統が~」というものですが、私の個人的意見を言わせていただくと、この日本に「伝統」なんてものは無く、上から下まで大半が「惰性」の結果なんじゃないの、などと思ってしまいます。

政治も会社運営も自治体活動も、全てが「前からこうしていたから」という理由だけで続いており、
変わるといえば、最近も養老孟司が言ってたし賢明な読者の方ならご存知でしょうが、外圧がかかったときくらいのもので、最近賑わっているジャニーズ関連の騒動なんてまさにそれではないですか。
BBCが放送してなかったら絶対今みたいな騒動になってないやろ。

なので、もし仮にだんじり祭りが大嫌いでだんじり祭りを止めさせたい人間がいるなら、マスゴミを利用して海外に「だんじりは人の命を奪う人権侵害な祭り」などとあることないこと言いふらせば、外圧がかかって立派な議員先生が動き、だんじりもなくなるんじゃないでしょうか。知らんけど。

あと訴え先は白人様が一番だろうけど、黒や黄色でも「差別」とかを理由にすればいけますぜ。

堺市に住む有田某とかいうクソガキとその馬鹿親が『ちびくろサンボ』を絶版に追い込んだり、朝日新聞が従軍慰安婦をでっち上げたりと、過去の「実績」も十分ですからな。

だから何だと言われればそれまでだし、結局何が言いたいのかというと、

もしこれを読んでいる人で何かで悩んでいる人がいたとしたら、そういう人はこの社会や物事を真面目かつ深刻に捉えすぎているんじゃないの、ということ。

そういう人は「私はこんなメチャクチャな社会に住んでいるんだな」「何でもかんでも惰性で続けて誰も責任を取らない国に私は住んでいるんだな」という自覚を持てばよろしい。

そうすると、こんな社会で真面目に生きるのがバカバカしくなってくるし、国や会社等の為に責任を果たそうなんていうさもしい奴隷根性を持たずに済む、そもそも国や会社のトップがこれまで一度も責任を果たしたことなんてないんだし、くらいの気分で生きられると思います。

以上、なんか左巻きなことを書いたけど、今回はここまで。


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