見出し画像

綿を植える

今日は近所のふっくらコットンさんの綿の植え付け日だったので、仕事の前にのぞきに行きました。ふだんはのどかなこのあたり、幼稚園の子たちの歓声が響き、カメラマンが詰めかけ、ラジオ局の車まで停まっててエライ騒ぎに。知り合いのおばあちゃんは家の前で椅子に座ってニコニコしながら様子を眺めてました。


綿はあっというまに大きく育ち、とても綺麗な花をつけます。そしてふかふかの実がなる。それを収穫し糸にすることを緞通の先輩たちがやってくれていて、私もそのおすそ分けをいただいたのですが、今日は珍しい緑の綿の種までいただきました。貴重すぎてサボテンも枯らす私の手に余ると思って工房の若手に譲ったのだけど、上手く育ててほしいなあ。←とあくまで他力本願。
だってこういう場に来るとマチモノの私は何も役に立たないことを実感するんです。スルスルと雑草除けの黒いシートを張り、チャチャっと畝を整え、あっという間に広い畑いっぱいに種が植え付けられていく。90才のおばあちゃんにも「鍬はどこにある?」って声がかかり「〇〇に置いてある」とおばあちゃんが返事。えっおばあちゃんも現役なんだ。。
せめて私はできあがった糸でりっぱな緞通を作らせていただきますm(__)m

赤穂緞通工房ひぐらしwrote #緞通 #段通#綿#日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?