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2019.2.18 鳥取港 レンジ…

天気 晴れ  気温6度  大潮

あれ?あたりがない

仕事が終わればアジの塩焼き作らなきゃ、なんて思いつつ仕事していると、アジング師匠(僕にアジングを教えてくれた偉い人)からラインが。

「奥様に頼み込んで許可が出たから鳥取港に行きます。ぜひお待ちしております」と。

風邪で鼻水ずるずるですが、師匠からのお誘いを断るわけにはいきません。と言うことで塩焼きを作ってささっと食べた後、急いで鳥取港へ。

すでに師匠は到着しており、早くも何匹か釣り上げている様子。僕も負けじと竿を出すものの、全くあたりがない…。周りを見ていてもつれてない人もいる一方でコンスタントに釣り上げる人もいる。

??、とずっと不思議に思いつつ、いつものカウント10~15秒でいろいろと工夫するもあたりは最後までなし。そしてついに22時の消灯。

消灯を迎え、師匠とプチ反省会。全くつれなかったことを告げると師匠から「だいたい0.6グラム(ジグヘッドの事です)で25~30カウント以上で粘ればいましたよ」と驚きの発言が。僕はいつも通りの10~15カウントで探っていたのでそれではアジに出会うはずはありません。鳥取港にめったにこない師匠は初見でレンジを見抜いてつり挙げるのはさすがとして、既成概念にとらわれて柔軟性のない僕は…、と猛省するのでした。

カウントはとても大切

猛省ついでにちょっとレンジと言うかカウントについて考察を。

釣り日和大村さんと言う方が、アジングに特化したYoutubeを作っておられます(マニアックですが、とても参考になりますよ。僕もいろいろと勉強させてもらってます)

この方が初期にあげている動画の中で、僕も使っているTictのアジスタの様々なウェイトを潮どまりでフリーに落下させたときに1m落とすのにどれくらいの時間がかかるかを調べてくれたものがあります。この中で今回僕が使用した0.8gでは1mの落下に約5秒(正確には4.87秒)かかると言う結果が出ています。また今回は大潮でしたので潮の流れもあるため、もう少し時間がかかっていたと考えられます。また僕自身途中で師匠と同じ0.6グラムに変えていましたので恐らくはもっと時間がかかっていたでしょう。

ということで僕の10カウントでは表層から2m未満の表層~中層に届かない範囲を、師匠の30カウントであれば4~5mの水深、すなわちおおむね深層というかボトム周囲を攻めることができたと言うことになります。図にするとこんな感じ。

活性が高く、表層に浮いているときは上の位置にアジはいるのでしょうけど、今回のように静かなケースでは深層を考慮するべきでした。浅いと言われる鳥取港でもしっかりカウントを取り、レンジを見極めることは大切ですね。

ということでペンギンの助手たちとの楽しいお料理はまたの機会です。

もしも何かの参考になれば、もし何か得るものがあればサポート頂けたらありがたいです。新しい釣具を買わせて頂き、皆さんに紹介させてもらいます!