何もない場所でイチャイチャしてる高校生
(2019.4.6:note下書き記事)
私のマンションの前に、高校生がいる。
しかも二人。しかもカップル。
イチャイチャイチャイチャ。
しかも何もない小さな駐車場。
しかも2時間、いや3時間。
ずっと外にいるのだ。
そこはけっこう、人通りがある道。
キミたちすごい!!
こんな人が通るところで。
ボーイはガールの髪をなでたり。
チューしたり。ベッタリ。
キミらは見られて恥ずかしいという理性はないのかい?!
毎回帰るたびに、そのボーイ&ガールはいる。
本当にそこには何もないのだ。
映画館、花札、テレビのような娯楽はそこにはないのだ。
なぜ人前でいちゃいちゃできるのだキミたち。
今日私は、ボーイ&ガールをマンションの上から見てやろうと思った。
何をしてるかな?!
まぁ気づかれはしないだろう。
だって外と家だし。
私はニヤリと窓を開けた。
※さっき出会った1時間後
私は下をそっと見た。
そしたらなんと、なんと、なんと、、、、、、、、、、、、、
私の息は一瞬止まりそうになった。
だって開けて下を見た瞬間・・・・・・・・・・・・
ボーイの耳は忍者並みに発達しているらしい
下を見た同時に目が合ってしまった。
なんと怖いのなんの。
これを例えるなら、瞬間接着剤のごとく。
目があったというわけだ。
詳しく分かったことは、ボーイ&ガールは。
美男美女ではなかった。
むしろ・・・・・・・・
つまりはそういうことである。
私に言わせないでくれ。
これをお母さんに伝えたところ
『おっかー、
高校生のボーイ&ガールのイチャイチャの人たちと目があってしもうた。エーン怖かったよ』
おっかー
「この都会の人らに声かけたらイカンで。何をするか分からんけん」
そりゃそうだ。
私が
『ボーイ&ガールキミたちさっきから3時間も何をしてんの?
どういう理由で。』
なんて言ったら、なんか起こるではないか。
私は声をかける前に、関わりたくないのである。
まずこういう場面に遭遇した場合、日本人の90%は声をかけないであろう。
☞話は変わって。ボーイ&ガールが何もない場所で、
イチャイチャしている理由について考えてみた。
ボーイ&ガールは、ロミオとジュリエットなのだ。
帰れる家がないのだ。
だからこんな小さな駐車場の花壇に腰をつけているのだ。
あのアスファルトをお尻にのせて。
それか自分たちがイチャイチャしている様子を大人たちに見せて、
どんな反応をするのか実験をしているのだ。
最大の私が考えるココにボーイ&ガールがいる理由。
言おうではないか、たぶんこの答えに決まってる。
間違いない、きっとこうであろう。
この場所から離れない理由とは!!!!!!
徳川埋蔵金がここに眠っているのだ。
だから、この場所から離れない。
『俺らが先に見つけたんや。
大きなスコップがないから、お金ができるまでココにおるんや』
と思ってるのではないかと思う。
なるほどね、なるほどね。
そりゃ、ここ離れたくないわ。
徳川埋蔵金なんて、日本の歴史上のロマン中のロマン。
大人も探そうとしているアドベンチャー。
こりゃー3時間も入れますな。
ああ、また明日も明後日もボーイ&ガールはやってくるのだ。
胸をトキメカして、小さな駐車場に座る。
『ガール、今日も綺麗だね』
「ボーイ、あんがとう」
--------------------------------------------------
今日の1曲
『浜崎あゆみ / Boys & Girls』
マイネームイズ:ミッケ。 今迷ってます。さまよってます。 なにか今おいしいものが食べたいです。