・例の如く放置ぎみのnoteだった。こんな私でも若い頃には毎日かかさずネット上で日記を書いていたのに、歳を重ねるにつれすべてがどうでも良くなったのだ。みんな聞いて聞いて！あたいの日常！みたいな前のめりな欲望が抜けてきたのかもしれない。もっとギラギラしていたい。

・そんなこんなの日常、昨日だか一昨日だか、ふとスマホをみると通知のバッジがついていた。前回の記事に誰かがスキ♡をつけてくれている。私は寂しい人間なので、失礼かなと思いつつもついその方のホームに遊びに行ってしまった。

・そして、その方が、今まさにナウ進行形で胆石を患って入院しておられることを知ったのだった。

なんてこったい！　心からお見舞い申し上げる！

・いや思うに、体調不良のなか不安と心配でグダグダになりつつどうにか情報収集をしなければとスマホで検索を重ねたのではないでしょうか。「胆石」とか「胆嚢」とかで。そしたら引っかかった記事の一つが私のアホみたいな文章だったわけですよ。改めて自分の文章を読み返してみたけれどあまりにも実がない記事だった。何の役にもたたねえ。申し訳がなさすぎる。

・もっとちゃんと書けばよかった。手術はできれば早めに受ければいいこと。手術後は丸一日しんどいけれどそれを乗り越えたらアホのように楽になること。自分は退院前の二日間くらいはずっとネトフリを観ていたこと。胆嚢摘出後の下痢が云々はまったく人によること。快癒後に喰うステーキ肉は本当に美味いこと……！！！！！

・ちなみに私などは術前検査の「心電図」の項目でド派手に引っかかり、

「この波形、心筋梗塞のパターンなんですけど……心筋梗塞なんですか？」
（知るか）

てなわけで急きょバタバタで心臓のエコー検査を受けたりしました。
あと、ないとは思うけどその確率は0.0000000001%くらいで理論上0ではないということで妊娠検査も……。ちょっと恥ずかしかった。何の話だ。

・何はともあれ、あの青ざめた海の彼方で今まさに誰か（の胆嚢）が傷んでいる。急げ悲しみ翼にかわれ急げ傷跡羅針盤になれ…！
その手をとって「大丈夫！！大丈夫ですよ！！」と言ってさしあげたい。入院していても面会が規制されてて心細いよね。わかる。でも大丈夫です。今は胆嚢がカムチャッカファイヤーになってますけどそのうちご機嫌もおさまります。その後で手術を勧められたなら、もう、ノリと勢いとタイミングで取っちゃってもいいと思います。※個人の感想です

どうかどうかお大事に。あなたのご快復を心から祈ってます。