東堂杏子

趣味で小説を書いたり書かなかったりした。

東堂杏子

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マガジン

  • 初婚晩婚こなし主婦の日記

    婚活を諦めて一生結婚することはないと思っていた初老女子がうっかり派遣先で隣に座っていた初老社員さんと初婚同士で晩婚しちゃったタイプの日記。できれば週に何度か更新したいです。

最近の記事

アァモゥヤダァヤダヤダァ 2024/01/08

・夢ならばどれほどよかったでしょう。実はこの三連休のどこかで某テーマパークにでかける予定にしていた。ところが私が発熱した。発熱で中止。小学生か。 ・思えば小学生から社会人をドロップアウトしちまった数年前までにかけて、私の「熱が出たから休みますサーセン」はその八割が仮病だった。いやちょっと盛りました。ほんというと九割は仮病。ガチだったのは低学年の頃に親戚が某博覧会に連れて行ってくれるというその前日、楽しみすぎて倒れたとき。それから仲良くしてくださっている友人に誘われたとき。今

    • 2024年なのだった。2024/01/05

      ・年が明けている。2024年だ。二週間に一度はnoteを更新したいという昨年の目標はあえなく潰えた。初夏に胆嚢摘出手術を受けたときにはじゃっかんの盛り上がりをみせたが、その後はやはりどうでもよくなった。自分にとってnoteとは何なのか、あらためて考え直すときがきたのかもしれない。なんだそれ。新年なだけに話がでかい。 ・年末は、夫の同僚氏ファミリーと忘年会で美味い肉を貪った。感染症の渦中に結婚したので、こういう「家族ぐるみのおつきあい」というものそのものが初めての経験だ。夫同

      • ほうかご倦怠期クラブ 2023/08/23

        ・それっていったいどんな感じなのかしらと怯えつつ耐ショック体勢をとり続けて心の準備をしてきたけれど、どうやらとうとう初めての「それ」が来たような気がする。それとは夫婦の倦怠期である。 ・「それ」はいつか必ず来るのだ、と防災意識を高めた瞬間というのがある。 あれは一年半ほど前、月イチで夫の持病を診ているというクリニックに連れて行ってもらった日のこと。 診察室ではドクター先生が 「あぁご結婚なさったんだね。こんにちは奥さん、夫くんの主治医です」 と挨拶し、私に夫の症状の説明をし

        • 2000年後か10日後かそこらへんの君へ 2023/08/21

          ・例の如く放置ぎみのnoteだった。こんな私でも若い頃には毎日かかさずネット上で日記を書いていたのに、歳を重ねるにつれすべてがどうでも良くなったのだ。みんな聞いて聞いて!あたいの日常!みたいな前のめりな欲望が抜けてきたのかもしれない。もっとギラギラしていたい。 ・そんなこんなの日常、昨日だか一昨日だか、ふとスマホをみると通知のバッジがついていた。前回の記事に誰かがスキ♡をつけてくれている。私は寂しい人間なので、失礼かなと思いつつもついその方のホームに遊びに行ってしまった。

        アァモゥヤダァヤダヤダァ 2024/01/08

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        • 初婚晩婚こなし主婦の日記
          15本

        記事

          胆嚢とってきたわ 2023/06/30

          さて胆石である。誰がといえば何と私だ。  コレステロールの悪鬼、暴飲暴食の忌み子、中年デブ女の宿命、胆嚢結石である。 ・ゴールデンウィーク前、夜、突然ズドンと躰の右側に痛みがはしった。 重くて苦しいやつ、筋肉痛できなくて明らかに内臓系のやつ。どうしてすぐに「これ内臓だわ」と直感したのかというと、十数年前に虫垂炎をこじらせたときと同じ、  爆心地はわからねえけど上半身のモツが全部痛い。 という状態だったから。 あぁ…あぁ…と呻きながらベッドに横たわり、#7119に電話して「

          胆嚢とってきたわ 2023/06/30

          PS5を買った 2023/03/16

          ・かなり流通してきていると思う。何の話だ。PS5の話だ。 ・スペックの話はわからない。「応募しなきゃ当たらないから」と夫婦ふたりでそれぞれアマゾンの抽選にエントリーしたのが何ヶ月前だったか。去年の年末だったような気がする。 ・ここ最近では近所の家電量販店でも普通に「緊急入荷!本日在庫あります!」的な呼び込みがされるようになって、こりゃもう電器屋で買った方が早いのでは…という意見も出されたが、抽選に当たった!という高揚感が欲しかった。店頭買いは自分の意思で果たすものなのでど

          PS5を買った 2023/03/16

          Twitterに書かないタイプのドロッとした愚痴 2023/03/13

          ・いま住んでいる賃貸部屋の前入居者へのお届け物がいまだに届く。物品でも郵便でもない。 「これは郵便ではありません」のメール便、ビニルで包装されている何かの通販カタログだ。 ・い、いまどき紙媒体で~~!? と引いちゃうんだけど、普通に紙媒体のカタログは日々届く。 そういえば我が家も、義実家のお勧めで取り寄せている健康食品関係のお知らせ、年に一度の一太郎バージョンアップのお知らせ、それから私の生命線であるルピシアの「おたより」がメール便だ。JAFメイトはデジタルに移行した。とこ

          Twitterに書かないタイプのドロッとした愚痴 2023/03/13

          二月が逃げるどころか溶けた 2023/03/05

          まさに蒸散だった。 二月、あっという間だった。 データ入力の内職で毎日毎日パチポチしていた。家事以外は入力をしていた。 本来ならば月に何日かの隙間時間で楽々お小遣い稼ぎ、扶養内でもWワークでも大歓迎です♡みたいな募集だった。 私は家計目的ではなく、夫に乗っかかるわけにはいかない自分の維持費(スクエニに払うお課金と散髪とアマプラとKindleとネトフリと書籍とガソリン代と夫には内緒のランチ代)のためにコソコソやっている本来の意味でのお小遣い稼ぎなので、月に上限3万円で充分な

          二月が逃げるどころか溶けた 2023/03/05

          アイタタしまった、締切だった 2023/01/12

          ・鏡餅をまだ解体していない。昨日すべきだった。それはわかっているのだが面倒くさかった。 ・夫と私の体調がよかったり悪かったりしているうちにもう1月が半分過ぎようとしている。大人の人生はドキドキが足りないから体感速度が上がってるのだとチコちゃんは言っていた。チコちゃんは何でも知っているからすごいね。 私の説として、年齢的なものからくる動悸息切れのせいではないかと踏んでいる。動悸が速い生物は生き急いでいるので人生が速いのだ。 ・ジャンプブラス原作大賞、もうひとつ出すつもりにし

          アイタタしまった、締切だった 2023/01/12

          デブ光線 2023/01/07

          ・子を持っていないのだけれど、世間一般からみると年齢的にも体型的にも「お子さんをひとり成人まで育て上げて一息ついてる大ベテランの肝っ玉母さん」に見えるらしい。 まあたしかにここまででっぷり太っていると、地球人全体のマンマ認定されても仕方ないこととは思う。もう愛だとか恋だとか難しく言わないであたしの子どもになりなさい(中島みゆき)。 ・ということもあってか、ひとりで飲食店や交通機関を利用していると、ほぼ確実に子連れの団体が近くに座ってくる。たぶん私には 「こどもが近くで泣いて

          デブ光線 2023/01/07

          「畳んでくれてありがとう」私の好きな言葉です。2023/01/06

          ・こんな夢を見た。 商業施設で催してしまい、人間の尊厳と闘いながらフロアを横切り女性用化粧室に向かう。ところが混雑しており行列になっていた。 仕方なく最後尾に並ぶと、「こんにちは」と声がする。 振り返ると山本耕史がいた。顔は山本耕史なんだけどこの場合は明らかにメフィラス星人だった。女子トイレなのに。 「少し、お話いいですか」 よくないですよという私の拒絶が聞こえなかったのか、メフィラス星人は 「最近では外出先で紙パック入りのジュースを購入することもあると思います。その場合、空

          「畳んでくれてありがとう」私の好きな言葉です。2023/01/06

          プロフィールを書くのが苦手問題について考える 2023/01/05

          ・自己紹介ができなすぎて詰む。   ・まず切り離して考えてみたいと思う。プロフィールを書くのが苦手、その苦手はいったい何処からきて何処へ向かうのか。 1.茨城県民や佐賀県民が住んでいる土地を自虐するような、自分自身に対する「本当は自分のことが大好きだから皆から愛されたいし自分には愛される資格があるとは思ってるんだけどそんな自分の承認欲求がみっともないからあえてピエロっぽくふるまって色々と濁したい」みたいな複雑な自意識過剰 2.そもそも自分が他人に興味がないので、他人も自分

          プロフィールを書くのが苦手問題について考える 2023/01/05

          一月!これからスタートだ!(ヘイヘイ)2023/01/04

          ・遠く暮らす実家の母親から直電ありて、今年の盆か来年の正月は帰省しちゃもらえんかみたいな話をされる。うーん。厳しい。親にはいつも会いたいけど帰省ラッシュの時期は厳しい。自分が移動したくない、そして夫もたぶん移動したくない。 ので、交通機関の繁忙期じゃないときに時間つくって顔を出すよと返す。 ・正月三日目、昼間からカレーを煮込む。夜まで寝かせて食べる。私が作るカレーが美味いのではなく市販のルーがよい。あと空腹で食べるのが良い。 ・三が日の間ずっと良いお天気だったのに、結局、

          一月!これからスタートだ!(ヘイヘイ)2023/01/04

          年が明けた2023 2023/01/02

          ・新年だ。年が明けた。2023年なのだった。 ・年が明けた瞬間は何をしていたかというと、珍しくテレビを観ていた。 NHKのゆく年くる年を観ていた。その直前まではゲームをしていた。FF14をしていた。暇な土曜の暇な夜は夫婦とも別室でゲームをしたりYouTubeを観たり好き勝手にしているので十二月末の土曜もそのようなことをしていたわけだが、大晦日の紅白歌合戦タイムに世間体ガン無視で遊ぶオンラインゲームにはまた格別の背徳感があるな! なんでだろうな! ・「じゃ23:45頃に再集

          年が明けた2023 2023/01/02

          未必の恋

          道ならぬ恋の話を聞いたのだった。 配偶者と上手くいっていないというそのひとは、晩婚で新婚で子どもがいなくてニートでダラダラ暮らしてる長篠さんが羨ましいぜと私に笑った。 女がこういうふうに笑うとき、それはその後に続く自虐風自慢の接続詞なのだ。 「でもね、」  ほらきた。 「でもね、あたしも恋してんの。夫じゃない男」 もう長いこと、本当に長いこと恋をしているのだという。 で、これはちょっと面倒な語りになるんじゃねえかなと私は思った。でもそのひとがあんまり愉快そうに笑うもんだ

          未必の恋

          恐る恐る生きている

          あなたのフォロワーが初めての記事を更新していますよという通知に呼ばれて久しぶりにここに来た。noteよ私は帰ってきた。 さらにちょっと昔の記事に触ったら時系列を無視して上のほうに浮上してしまった。さすがに恥ずかしいのでこうして意味のない記事を立てて沈めることにした。 どうやらずいぶんと放置していた。 自覚はあった。でも特に書くことはなかった。……というわけでもなく、少女文学館の「少女文学」には第四号も第五号も参加した。相変わらずド厚かましいことだと自分でも思う。でも身に余

          恐る恐る生きている