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視覚障害者のイメージを変える作戦をコツコツやってる

視覚障害者の方たちの日々のモップ製作の様子の動画をInstagramにアップした。

それがこれ。(よかったら、フォロー、拡散してください。励みになります)

約50秒にまとめた。

内容を少し解説すると、4人の全盲の方々が分業でモップを製作してる。

この流れ作業でだいたい1日200個くらい作る。シールもパッキングも自分たちでやるし、準備と片付けも彼ら自身でやる。(最後の掃除は掃除婦さんがやるけど)

ほんと目が見えてないのが信じられないくらい、行動に迷いがないし上手く連携できてる。すごい。

これは彼らへの見方が変わると思う。

公開した直後、現地の人がDMを送ってくれて「拡散したいから動画を俺に送ってくれ」と言ってくれた人がいてうれしかった。

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といいつつ、久しぶりの動画の編集でめちゃくちゃ時間かかった。

そしてクオリティにも全く満足してない。ほんと申し訳ないけど、もっとうまく編集できたり、撮影できなかったのかと自分の才能のなさに絶望しながらつくった。ほんとはもっとすごいのに。

4Kで撮ったはずなのに、編集ソフトがよろしくないのか、映像が劣化してるし、欲しかったカットが上手く撮れてなかったりと残念さが際立った。

全部やり直そうかと思ったけど、DONE is BETTER than PERFECTだと自分に何度も言い聞かせて、ハイクオリティは次回の自分に期待することにした。

で、作ったら作ったで今度は実際どれだけの人に見てもらえたか、届いたかが重要なんだけれど、Instagramをご覧になってくれればわかる通り、100回再生に満たない。週明けには100回は再生されてるかなという程度。

悲しみしかない。だって、もっというとその中身って見てくれた人って、みんなセントビンセント人かというと全然そんなことないんだもの。

だいたい10%、つまりは10人ほどのセントビンセント人にしか届いていない。DMくれた人は彼のアカウントのストーリーにアップしてくれてたけれど、多めにみて彼のフォロワーの200人は見てくれた。けど、そこからのNSOFBへの流入がないところを見るともっと少ないのかもしれない。

せっかく良いものを作っても、観られないと意味がないわけでモノのクオリティも大事だけれど、それをどう届けるかということにももっと気を配らないといけない。

といいつつ、現状これがベストだと思ったからこうしてやってるわけで、こういうコンテンツをいくらか提供しつつ、これまでと異なる試みをしているというこれをネタに現地新聞やネットメディアに取り上げてもらえるようにネタを練ってる。

目下のぼくの課題はブランディング。

PR活動の目的には視覚障害者の社会的地位の向上というのが1つあって、それは協会の人たちのトッププライオリティっぽい。

要するに、障害者はかわいそうな存在という世間の見方を変えようとしていて、その一環でInstagramではクールさを訴えている。できることは多いし、なんなら健常者よりうまくできるだぞということをアピールしている。

たぶんいくらかはうまくいくと思う。

けど、福祉との関係でどうバランスを取ろうか悩んでいる。

どういうことかと言うと、障害者だからってかわいそうな存在だと決めつけないでくれ、俺たちはいろんなことができるんだ!と世間にアピールしつつ、現実問題として1人ではできないこともあるから政府の支援は必要。

だから、「そんなにいろいろできるんなら補助金減らしても大丈夫だね」というのはよろしくない。むしろ、もっと支援が欲しかったりする。

その繊細なバランスの取り方がいまいちよくわからない。両立できる理論みたいなのを今、模索してる。

その大枠だけでも7月中に用意できたらいいなぁと思う。

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