見出し画像

【対談】最長ユーザーに聞く!トド英語継続のコツ

2023年10月28日Xのスペースにて、トド英語の最長ユーザーの一人「こはるさん」にインタビューをさせていただきました!トド英語は2021年10月からリリースされて2年。その2年間の学習について、継続のコツや楽しみ方をお伺いしていきます。

下記のアーカイブから音声を聴くこともできますので、家事・育児をしながらでもお気軽にお楽しみください🎵(約1時間)
※一部、事前インタビューの内容を含んだ書き起こしになっております。


トド英語との出会い

朴:みなさんこんばんは、トド英語でマーケティングを担当している朴と申します。今日はトド英語2周年を迎えたことを受けて、トド英語の最長ユーザーのこはるさんをお招きして、トド英語話だったりおうち英語に関して色々お伺いしたいと思います。
それではまず、こはるさん、自己紹介をお願いいたします。

こ:ご紹介に預かりました、こはるです。Twitterではアカウント名がおばけの絵文字ですが、気にしないでください。今月で5歳になる娘が1歳になったあたりでおうち英語をスタートしたので、おうち英語歴は4年目に入るところです。
トド英語はリリース時に登録して今も継続しているので、最長のユーザーの一人になるそうです。今回は、そのご縁でトド英語さんとお話しさせていただくことになりました。よろしくお願いします。

朴:ありがとうございます。それでは本日はよろしくお願いいたします。
ちなみに、こはるさんは今までXでたくさんトド英語の利用状況とか様子だったり投稿いただいていたのですが、実際に連絡取り合ったのは、こちらからのスペースのご提案で取り合ったのが初めてです。でもXでみたかぎり本当に色々工夫しつつ、トド英語を本当に長い間楽しんでいただいているようでしたので、今回のスペースでお話しできることは楽しみです。

ではまず最初の質問なんですけど、Xは主にどういった用途で使われているんですか?

こ:推しの学習アプリを一方的に布教させてもらっていました。このアカウントも、おうち英語の話題に特化しているアカウントというわけでもなく、娘の育児に関する情報収集用という感じで開設しました。他の同年代の親御さんとの交流を兼ねた日記帳のような感じなので、娘の興味関心に応じてその時々で話題が頻繁に変わります。ただのお母さんのアカウントです。

朴:なるほど!おうち英語の話題に特化しているアカウントではなかったんですね!ところで、英語学習はどういったきっかけで始めましたか?

こ:始める前に、乳児期に閲覧していたワールドワイドキッズをされていた方のブログでフォニックスの存在を知りまして。そこで参考図書として紹介されていた船津先生の「世界で活躍する子の英語力の育て方」を読んで、気になって買って始めました。

朴:そうなんですね。そもそも英語学習を幼児期から始められたきっかけがあれば、教えてください!

こ:船津先生の著書の中に、アウェアネスっていう概念が紹介されていまして。読んでいた当初は分からなかったんですけれども、とにかくマザーグースとか童謡をかけながら子どもと遊ぶだけ、というやり方だったので、娘にとっても負担にならないし私も手軽に始められるので、やってみたいなと思って始めました。

朴:トド英語の話にいきます。どういうきっかけで始められたんですか?

こ:娘が3歳になる前くらいにトドさんすうをしていまして、さんすうを遊んでいると「トド英語リリース」のお知らせが出たんですよね。当時リリースしたてだったのでお試し期間が長くて、それでやってみようかなと思いました。

朴:開始した時のお子さんの他の教材や習い事での学習状況はどうでしたか?

こ:娘が1歳半になる頃にコロナが流行りまして、児童館とかあらゆるものが封鎖されてしまって、習い事どころではなく基本自宅にいました。習い事も何もやっていなくて、自宅で毎日遊んでいて。なので時間だけは有り余っていて。今のお子さんたちとはまた状況が違うと思うんですが。

朴:当時やっていたアプリはトドさんすうだけだったんですか?

こ:iPadを使っていたんですけど、その中に子どもができそうなアプリを片っ端から入れていて、私が忙しい時にさせていました。おうち英語界で有名なKhan Academy Kidsとかもやってました。

朴:トドさんすうとトド英語を始めた時のお子さんの年齢をお伺いしてもいいですか?

こ:トドさんすうの方はよく覚えてなくて、多分2歳半くらいで、トド英語は2歳11ヶ月でしたね。

朴:トド英語はレベル何から始めたんですか?

こ:トド英語のレベルチェックをやらせてみたところ、レベルCからのスタートでした。

朴:あと学習状況についてお伺いしたいんですけれども、1日何分とか、タイミングとか、教えていただけますか?

こ:今はデイリーコースのみをやっているので、10〜15分程度です。学習タイミングは基本的にはおやつの時間が終わったら、トド英語を済ませてから遊ぶルーチンです。

朴:なるほど!ちなみにトドさんすうもご利用されているとのことでしたが、どうやって並行して学習されているんですか?

こ:トドさんすう他は気が向いたらやる感じでした。いろいろ英語系のアプリをインストールした私のiPadを、たまにおもちゃ代わりに遊んでいる感じで……。ただ、トド英語を始めてからは「トド英語」だけは毎日続けられるよう、習慣化の努力はしました

魅力的なゲームや絵本がいっぱい

朴:ちなみにお子様がハマっているトド英語のゲームやコンテンツはなんですか?

こ:今は淡々とデイリーをこなすだけなんですけど、始めた当初は3歳とかで、モンスター塗り絵とかアルファベットの泡を消してフォニックスの聞き取りをするゲーム、進んでいくとクッキーボックスの並び替えを「かわいい」と言ってよくやっていました。あと文法の動画が楽しいみたいでnotの「じゃないオバケ」とかよく見てました。

モンスターぬりえ
アルファベットおとききとり
クッキーボックス
じゃないおばけ

朴:ありがとうございます。こはるさんはご自身でもユーザー登録して楽しんでくださっていると聞いたんですが、こはるさんはどのゲームが好きですか?

こ:私は音を聞いて星座を当てていくゲームが好きです。ゲームより絵本をよく読んでいまして、Denis Angelovさんのモンスターのシリーズが特に好きです。かわいいな〜と思いながら。

せいざあて
マリクのまちづくり

朴:あ〜、世界観が可愛いですよね。

「習慣化」と「レベルの調整」が継続のコツ

朴:トド英語を始めてからのお子さんの変化や成長を感じられることはありますか?

こ:フォニックスのルールを理解して、アブクド読みは元々できていたんですが3文字単語が読めるようになって、短い文章が読めるようになって、今は子ども向けの絵本だったら難なく読めるくらいになっていて、文字読みの成長がわかりやすいです。

朴:継続のコツがあれば教えてください。

こ:親も一緒にやりましょう!が一番大きいかなと思いました。あとルーチン化して毎日継続しやすい環境を整えることと、難易度の調整をすることでしょうか。「今日の分やったの?」という促しがあるといいかなと思います。
うちは、iPadの使用ルールとして「トド英語のデイリーコースを終えていること」がお約束にあります。トド英語が終わってないとiPadが使えないので、YouTubeとかも見られないんですよね。iPadの使用権がご褒美です。

朴:継続が難しかった時期もあると思うんですけど、その時期と乗り越え方を教えていただければと思います。

こ:最初の物珍しさがなくなって慣れてきちゃった時にありますよね。あとは難しいと感じると子どももしたがらないので、たまに見てあげて難易度の調整をしてあげるといいかなと思います。うちの娘も定期的にレベル6くらい戻ったりするんですけど、2周目だと簡単にできるので嫌って言わなくなったりしますね。あとうちは5歳なのでライティングとかタイピングとか実年齢的に難しいかなと思うものは免除して、それ以外のものができたらいいよ、難しいのは私がやってあげる、というルールにしたりしています。
今はレベルを戻したので全部自分でしていますけど。
記録を見ると、レベルIからJに上がった時に難しくなって、レベルIをもう一周。その後にレベルNまでいってレベルIまで戻して、またそこから定期的にレベル調整をしています。

朴:レベルを落とす時には何を基準にどれくらい落としたか、コツがあればお伺いできますか?

こ:基本は理解出来なかったらもう1周ですが、最近は実年齢とやってるグレードが乖離しているので、たまに半年分くらい復習を兼ねて戻しています。年長さんが終わるごろにレベルZが終わるのを目安にしてます。

週末のクイズは毎回私も同席して、動画の記録を残しています。動画を残していると、どこをどう間違えたかを後からチェックがしやすいです。単語だけのミスはいいのですが、そのレベルで大事なところ、文法等で詰まるようなら要検討です。
次の週以降に同じことをまた繰り返し習う場合はいいのですが、そうでない場合は同じレベルをもう一回。その次にまた習うかを把握する為に、少し先のところを私が私のアカウントでやっています

朴:どのくらい復習したことがありますか?

こ:うちの子は今レベルIを3回くらいやっているんですよね。一度Jに行ってIに戻したのと、Nまで行ってIまで戻したのと、さらにMでも戻して、今レベルVまで行ったのでQに戻しているところです。基本文法を理解できないまま進むと次に進めないので、復習は大事ですね。

朴:お子さんは「前もやったじゃん」という感じで嫌がったりしないんですか?

こ:一応娘には「戻すけどいい?」って確認取ってますし、本人も簡単になる分には楽になるんで「いいよ」という感じで戻させてくれてますね。

文字に興味が出たらトド英語を始めるチャンス!

朴:いつも活発に発信してくれているんですが、トド英語を周りにおすすめしたことは?

こ:X経由で興味を持ってくださって、インストールしてくださる方がちらほらいます。私のフォロワーさんだと、小学生の子のお母さんが頻繁に進捗を呟いてくれているのですが、未就学児と就学児以降だと理解の仕方や、コンテンツへの馴染み方が違うのでおもしろいなと思っています。就学児の子だと、日本語がもうしっかり理解出来ているので、改めて英語をやるにはかなり根性がいるみたいです。早い子は就園あたりからその傾向はあると思いますが……

朴:おすすめしてみて改めて発見したことなどはありますか?

こ:小さい子は日本語がきっちり理解できていないから、英語の絵本や動画に抵抗がないみたいなんですけれども、小学校2〜3年生にもなると日本語がきっちり理解できているので、理解できないものに対して抵抗感が強かったりするのでお勉強的なスタンスになってしまうっていうのは違いだなと思います。

朴:新しく始める方のためのアドバイスはありますか?

こ:その子の年齢によっても変わるんですけれども、トド英語は「読み」をメインに学習するので、始めるなら文字に興味を持ち始めたあたり、もしくはひらがなが読めるようになったあたりからが良いと思います。
まだ未就園児の子は、トド英語を始めるにしろ始めないにしろYouTubeとかにあるので、フォニックスソングを聴いて覚えておくと後々に理解しやすいかもしれません。
フォニックスの文字読みの学習に入る前に、フォネミック・アウェアネスの時期があるのですが、そのあたりのことは詳しくは船津先生の著書を読んでください。小学校1年生とかにこれから何か英語学習をさせたいという方にもおすすめしたいです。

朴:トド英語を学習して、これが良かったと思うところはありますか?

こ:文字を書かなくてもいいところ!問題の答えが選択式なので、文字の書けない、まだ文字を書くのに負担の多い年齢の子でも、文字を読めて理解さえできれば学習が先に進めるのところが大好きです。うちの子はいまだに文字を書く気がありません。
あとタブレット教材の利点で、常に正しいネイティブの音声が付いていて、【音源-文字-意味】がセットなので単語も覚えやすいなと思います。絵本も全部読み聞かせしてくれますからね。

朴:逆に、こうしてほしいと思うことはありますか?

こ:トド英語が小学2年生までのカリキュラムで終わってしまうので、3〜4年生と言わずに6年生まで欲しいです。あと、噂のトドONEにはあるという科学のコンテンツも気になってます!トドさんすうも3年生が追加されたので、トド英語もあるのかな?って期待してます!

朴:わかりました。検討できるようにします!

遊びにも知育にもルールを作って約束を守らせる

朴:トド英語と違う話なんですが、1日の中で知育にかけている時間を教えてください。

こ:今は英語動画の視聴が娘の娯楽になったので、親がやらせなくてもよくなりました。自宅にいる間は英語に当てようと思えばいくらでも充てられます。市販の日本語のワークを少しだけやってます。こちらは「机に座る」の習慣化と文字を書く下準備の方がメインです。最近は、英語の方が進んだ兼ね合いで、日本語の読み、音読の練習を兼ねて文章読解のドリルとかをやらせています。私が進捗を管理している「トド英語」「音読」夜のワークのみだと総合で30分ほどでしょうか。

朴:タブレット利用はどれくらいですか?あと、使うにあたりルールがあれば教えてください。

こ:使用時間の制限は特にありませんが、「トド英語」のデイリーが終わったらと、基本的な生活習慣、お風呂とかお夕飯、寝る時間は守るというルールになっています。その約束を破るとiPadは没収されます。
うちは、ほぼ決まった時間にお風呂やお夕飯、就寝なので、時計が読めるようになった今は本人が時計を見ながら動いています。読めなかった頃は「時っ感タイマー」等で「あと10分でお夕飯だからね」とリマインドしていました。試聴時間は長いと思うのですが、テレビがわりについている感じですね。

朴:テレビは見ないんですね。

こ:私にテレビをつけるという習慣がなく、その私と娘で過ごしているので娘もテレビをつけるものだとは思ってないですね。iPadの方が操作も楽みたいで、自分でYoutubeやNHKキッズ、あとディズニー+なんかを見ています。音があまり好きではなくて、ひたすら本を読んでいたいですね。なので娘も多読路線になっています。

スモールステップで無理なく成長できる

こ:参考にしている船津先生の著書に「ハリーポッターが自力読みできるように目標を」と書かれてたんですよね。私、英語が苦手で赤ちゃん絵本すら読みたくないなっていうくらい。ハリーポッターは少し読んでみたんですが日本語訳があんまり好きじゃなくて、洋書を読む読解力もないのでかなり損したなとは思っていたんですよね。娘が成長して読みたい本を苦労せずに読めらたいいなと思っています。
あと最近娘は歌が好きで、ディズニーの映画をよく見るんですけど、原曲のまま理解しているんだろうなぁと思うと羨ましいです。

朴:それはどんどん興味の幅が広がりそうですね。ちなみにこはるさんは英語はどうして苦手だったんですか?

こ:私たちの時代の教育では、音が足りなかったんですよね。今みたいに電子辞書もそんなになくて、単語帳も文字しかないし、フォニックスもないし、単語を見ても音がわからないんですよ。だから長いものになると、読めない・綴りを見ても理解できない。音源といえばCDしかなくて、それをわざわざ再生するだけの熱意もないのでなあなあになってしまっていました。

朴:最近になってフォニックスの重要性が騒がれていますよね。

こ:私も娘と一緒にフォニックスやってるんですけど、規則がわかると大人でも読めますね。大人の方が理解が早いです。それを正しく発音できるかはまた別問題ですけど。読めるようになると意外とトントン進むような気もします。
あと、読めないのに長い文章が出てきて、いきなり単語や文法のテストがあるんです。もう嫌になりますよね。その点、トド英語は本当に簡単な3文とかからスタートするので無理なく進められる。レベルが上がるともちろん文章も長くなるんですが、すごくスモールステップだから気づきにくいんですよね。それを2〜3年やってると、人間って慣れてくるものですね。今ある程度長い文章が来ても難なく読めます。そのレベルの文章が、中学入ってすぐ教科書に書いてあるので苦手意識がつくわけです。

朴:こはるさんはハリーポッターには再挑戦されないんですか?

こ:ハリーポッターは・・・しないですかね。でもこの前洋書の「がまくんとかえるくん」読んだんですよ。そしたら、あれは読めましたね!

朴:それはよかったです。お子さんと一緒にこはるさんも楽しんでくれているということですね。

こ:でも明らかに娘の方が、リーディング・スピーキング・ライティングどれも上ですね。触れている時間が違うので。

トド英語の延長という感覚で英検Jr.®を受験してみた

朴:あと英検Jr.®を受けたとのこと、Xで見ましたが、受けた経緯はなんでしょう?あとどうでしたか?

こ:娘の英語の理解度が知りたかったからです。英検Jr.はリスニングのみの選択式なのと、自宅から受けられるので本人に負担が少ないというか。思い立ったその日に受けられるので、対策なども特にせず挑めるのがいいですね。「ちょっとやってごらん」って言ってトド英語をやるイメージで気軽にやらせました。

朴:なるほど。トド英語の延長線みたいな感覚ですね。

こ:本人は英語のクイズって言ってました。楽しかったわけではないみたいですけど。途中で投げ出しても「まだ早かったね」で済ませられるので、受けさせてみようと。
事前にサンプルを父母が確認したくらいで、他はまったく対策なしで受けたのですが、トド英語で習ったなというものが多かった印象です。

朴:英検Jr.®は他の方にもおすすめしようと思いましたか?

こ:なんの対策もせず、思い立ったその日にやるんだったら、おすすめします。これは私のフォロワーさんのお話ですけど、外部の英語教室とかに子どもを参加させたいなという時に英検Jr.®を持っていると、このくらいの理解度ですっていうのが伝わりやすいらしいです。おうち英語やってる子って結構喋るみたいで、3〜4歳くらいの子だと教室のレベルに合わないことがあるんです。年齢で判断されるより、その英検Jr.のホルダーで判断してもらった方がいいみたいですね。

朴:指標になるってことですね。

こ:英検Jr.®はリスニングだけだからいいんですけど、5級とかになるとマーク式でちゃんと塗れるのかっていう問題も出てきますね。小学1年生くらいならいけると思いますけど。

朴:ちなみに英検®を受けさせる予定はありますか?

こ:今のところ必要性がないので受けさせる予定はないですね。ただ。これから何かしらの試験を受ける場合は、TOEFL Primaryを受けたいと考えています。

朴:トド英語の先のカリキュラムが欲しいとおっしゃってましたが、Zのあとは英語教育はどうお考えですか?

こ:ものすっごく悩んでます。具体的な後続のアプリ情報があまりなく、紙媒体の海外ワークに行く可能性が高いです。ネイティブ向けの文章読解のワーク、何冊か手に取った感じ、私は好きなのでこのまま進めれば楽なのですが、やってる娘の気まぐれが起こると明日はどうなるかはわかりません。

朴:日本のワークではなく、ネイティブ向けの教材から探すんですね。

こ:トド英語をやっていると、英語で問題を聞いて英語で答えられているので、変に日本語を入れずに英語だけで完結させたいと思っています。読解問題は特にそうですね。

朴:あとレベルが噛み合わないこともありますよね。

こ:そうですね。うちの娘が文字を書きたがらないこともあって、文章を書きなさい系は厳しくて、選択制だといけるっていう。
英検だと元々は中学生を対象にして作られていると思うので、文章が理解できてもシチュエーションがわからないという乖離がありますね。
それに比べてネイティブのものだとPrimary, Kinderなどグレードに合わせてできるので、問われている内容が実生活に合っているのでいいかなと思うんです。キャンプ行った、ハイキングに行った、とかですね。

朴:子どもの目線にあったものということですね。

こ:そうですね、アカデミックなものが多くなります。日本語でも理解できないものを英語で理解できるわけがないので。なので、なるべく内容を実年齢になるべく近づけたいなと思っています。

朴:そうですね。難しいとやる気も起きないですよね。

こ:できたとしても、何も残らないので意味ないですね。
トド英語さんの話も、農場や世界の話も出てきますよね。そういう時に親御さんが補足して話してあげるといいんです。この間古代エジプトの話を読んでいたんですけど、ピラミッドの話って幼稚園くらいから興味ある子もいると思うんです。こんなものがあるんだよ〜って教えるだけで興味が広がっていいです。

英語学習は、将来の仕事のためではなく、娯楽の幅を広げるため

朴:ところで、最近小学校中でおうち英語をやっている子とやっていない子のレベル差で話題ですが、どうお考えでしょうか?レベルがわがってしまうのではと心配されるとか・・・

こ:自治体によりけりなのと、娘が小学校で英語の授業を受けるとしても数年後の話なので、いま悩んでも仕方ないかなと。教科書改訂とかもありますし、いくら小学校の英語の授業がまずかろうと「うちの子は英語の授業は受けません」というわけにもいきませんしね。
今のところは年齢相応のアニメが楽しめていますし、読みも順調に進んでいるので、英語に関しては家庭メインでいくつもりです。
これからまだ時間もありますし、変わる可能性もありますからね。また変わらないとしても週1くらいであり、大した影響はないかなと思ってます。あとマイペースであることと、ネイティブの先生が来るパターンもあるので、心配はするけど、したって仕方ないと割り切っています。

朴:なるほどです!またちょっと広範囲な質問で恐れ入りますが、お子様が将来英語を通してどのような大人になってほしいなどの思いはありますか?

こ:実はこれといってないです。英語を聞ける・読めることで、娯楽の選択肢が広がって生きてくのに楽しいだろうと思っていますが、仕事に繋げるかどうかは本人が決めることなので…… ただ、学習はわかりませんが、ネイティブの同年代向けのアニメを英語で楽しめるようになっているので、娯楽としてはこのまま定着するんじゃないかなとは思っています。本も読みたいシリーズに出会えたら読むんじゃないですかね?洋画も字幕を待たずに直でアクセスできる。ネットがあればすぐに英語のコンテンツは見れますからね。
娘がたいがい気まぐれなので、「娯楽として英語の本が読めるようになる」のを目標に、あとは常に行き当たりばったりです。

朴:本当にそうだなと思います。興味のあるものをより楽しむためのツールとして見るってことですね。「興味こそ最高の先生だ」という英語のことわざもあるんですが、おうち英語の鍵は継続だというので、それ以前の興味は大事だなと思いました。

こ:今はYoutubeがあるので、いくらでも自分の興味があるコンテンツを掘り下げられると思うんですよね。英語圏のコンテンツって結構工作することがあるんですけど、そういうのを見ながら工作をしている。もはや英語学習が目的ではなく、英語をツールとして工作をしている状態が出来上がっていますね。興味があれば勝手にやりますね。

朴:先日の別の方とのインタビューの中で、最近中学生に英語嫌いが増えているっていうのを聞いたんですけれども、実際そうなった場合どうアドバイスするんですか?って聞いたら「自分が興味ある分野に英語を関連づけると英語が好きになるよ」と伝えていると言っていました。

こ:興味がないものをいくらやっても覚えないですからね。逆に興味があればどんどん伸びますね。今娘はポケモンにハマっているのでYoutubeでポケモンの英語版を見たりしています。

朴:それではそろそろお時間となりました。こはるさん、ありがとうございました!

こ:ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?