今回はダンスの授業。
この生徒は入って来た時に顔に感情が出ないタイプで嬉しいのか、怒っているのかわからず、その生徒を今でも完全に理解できたわけではないけど、その生徒が4年生の時に初めて私の目を見て話をしてくれ、笑顔を見せてくれたことはきっと一生忘れることがないだろう。
話を聞いても私の小さい時と同じくらい理解することができていない感じだったが、しかし、臆することなくガンガンとやる！その姿勢のおかげでどんなことでもチャレンジし、めっちゃ成長をみせてくれた。
そんな彼が選んだ授業がダンス！
6年生になり、いろんなことができるようになった彼が先生としてみんなの前に立って授業ができるのかが少し心配であった。

まずは計画書作りから。
できるかな？！と思っていたが、一応、わかりやすくこんな風に書くんだよ！って例をかいておいたので、それを参考にしながらちゃんと書かれていた。
事前準備も私のこれをして欲しいと依頼や方々をつたえてくれて迎えた当日。

tiktokを使ったダンス授業
これは私も何度もみんなと一緒にやって来ているからその経験んも活かしていて、どこをどうしたらみんな覚えやすいかなどを伝えてくれた。

なかなか覚えられない生徒のフォローに入ったり
チームもスムーズに決めていて素晴らしかったです！
最後みんなでtiktokを撮りました。
そして、1番よかったチームにMVPを。
ご褒美をもらって生徒たちも嬉しそうでした。

きっとこの生徒も参考書通りの育ち方はしていないと判断されるのかもしれない。
けど、参考書に書かれていることはあくまでも統計的にこういった成長しますよっていう参考程度なもので、参考書と同じでないから普通じゃないとか異常とかって判断はしないで欲しいって思う。。
多様化とか言っているけど、1番学校が多様化を受け入れていなくて、ちょっと変わった奴がいつと違うクラスに教室に入れたがる。
それはさ。
1番簡単かもしれないけど、その子のために本当に違うクラスに入れた方がいいかもしれないときもあるけど、よーく見極めないとダイアモンドの原石がただの石っころに、ただの歯車の一端に、ただのお荷物になってしまうことがあるっていいたい。
私自身、昔、精神科に連れて行かれたし、学校からやめてくださいって言われるくらいの問題児だったけど、その時にめっちゃ大変だったけどみんなと同じ生活をすることによって、普通の人たちの気持ちも学べたし、いろんな経験ができた。
周りはもしかしたらめっちゃ迷惑かけたかもしれないけど、それは今、わたしと同じような面白い子を集めて私が当時して欲しかったことを周りの普通の人にはできないやり方で育むことでそのこのしょうらいの幅を広げようと思っているんだ。
小さい規模でも昔みんなに迷惑かけた分、社会貢献していこうとおもっている。

成長した時にかつやくできるようにその子の良いところを見つけて伸ばし、足りないところは一つでもなくし、まあまあできるくらいしてあげたい。

大人になった時に私はそばに入れないから。
小学生の時しか育んであげられないから、一緒にいる時間は1分1秒無駄にすることなく、全力で育む。
いつか「あ〜まきちゃんがいっていたことってこういうことか！」ってわたしが教えたことが理解できる時がくるときを楽しみに。
私は全力で余すことなく先を見据えて育んでいく。

わたしが育てていった生徒たちが将来どんな風に育つのか楽しみで仕方ありません。

いつかマキを追い抜き、ドヤ顔で会いに来てくれることを楽しみに私は今日も生徒のために何しよっかなって考えます！

こんな問題児にマキが会社つくって、社長やってるんだから、きっとうちのめっちゃ頑張り屋の生徒たちはマキよりもすげーやつになるに違いない！

今回、生徒先生をやってくれた生徒も自分が覚えるのがスローだったからこそ、教え方も優しくできるし、教えるコツも教えることができた。
すぐに覚えられる人は覚え方のコツを教えるのは難しいでしょう。
すぐに覚えてしまう人は覚えられない人をみて「なんで覚えられないんだろう？」と理解できないだろうし、イライラすることでしょう。
覚えることが理解することが苦手だからこそ、コツを知っていて、時間がかかってもイライラしない大きな器が育っているのだ。
ある意味不器用ってギフトでしかない！ってわたしは思うわけよ。
だから、そんなじぶんも認めて愛してあきらめないで自分自身育てていこうぜ。

生徒先生ありがとう！
みんなしっかり踊ることができました。
お疲れ様でした！！