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二十九、三十

マスク警察だとか逆マスク警察だとかをあまり聞かなくなってきた今日この頃、電車でもマスクをしていない人が徐々に増えてきた気がしている。

だんだんと暑くなる日もでてきて、僕自身もマスクをせずに無表情でいられるよう努力している。

そんな中ふと、向かいの席に座る三十代半ばぐらいのサラリーマンがスマホ画面を見つめながらニヤけているのを見つけてしまった。
表情を人に悟られてしまうのは脱コロナの弊害なのかもしれない。

その人のスマホケースには剥がれかけの
「サウナボーイ」のシールが貼られていた。
〇〇ボーイでいられるのは何歳までだろう。
大人らしさって何だろう。

僕には、
結婚してこども二人育てている姉と
今年成人を迎える妹がいる。
3人揃って成人する記念に先日、家族写真を撮ってもらった。
中高生の頃の自分が思う大人、の年齢には既にたどり着いてしまっている一方で年相応の成長ができているのかたまに考える。

“サブカルクソ野郎と、じゃない人
この世には2種類の人間がいる。"と、どなたかの投稿で見た。
クリープハイプ が好きで、銀杏BOYZが好きで、フェスやライブの熱気を好きな自分は確実にサブカルクソ野郎なんだと思う。
自認してるあたりイタいと思われても、好きでいるから仕方ない。

銀杏BOYZがカバーするクリープハイプ の二十九、三十を聴きながら帰る。
三十歳の自分はどんなだろうか。




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