見出し画像

『おつくね祭』を終えて 中嶋宏治さん vol.2

(前回の続き)

(岩佐)
今年は新たな試みとして、2日目午後には、子供たちに向けたイベントとして『ウォーターサバゲー』をやったり、Youtube生配信をやったりしたと思いますが、それらの感触はいかがでしたか?

ウォーターサバゲー小学生の部

(中嶋)
ウォーターサバゲーに子供たちや親子で参加してくれて、さらには足羽一中の校長先生も参加してくださって、若い世代がおつくね祭に親しむ機会になったというのはよかったです。

ウォーターサバゲー中学生の部

Youtube配信も今までおつくね祭を知らなかった人がおつくね祭を知る機会になったと思うので、次の世代に伝えていけたらいいですね。

youtube配信をしてくれたNi-studioさん

(岩佐)
僕も広報部として東郷の情報をSNSで発信していますが、SNSを通じておつくね祭を知ってもらえるきっかけになってくれればと思います。

僕自身ウォーターサバゲーの時は会場スタッフをしていたんですけど、保護者の方に『すごく楽しかったです、来年も参加したいです!』って言って貰えたのがすごく嬉しかったです。
そうやって参加してくれた人が実際に言ってくれたことがイベントが成功した証なんじゃないかなと思います。

イベント部会 
ウォーターサバゲー前ミーティング

(岩佐)
来年は小川勝さんが実行委員長ということで、どのような思いで託しましたか?
また、これからおつくね祭はどのようになっていってほしいですか。

(中嶋)
東郷ふるさとおこし協議会が掲げる東郷ビジョン2020に
「上の年代から学び、下の年代には伝え」
「縦横しっかり織り込まれたコミュニティ」
って掲げられてますね。

また、「若年層からのリーダー」ってところは岩佐君をはじめ、既にいっぱいリーダーがいますね。
これからもおつくね祭を続けていけば、若手中心に夏はおつくね祭で公民館が賑わうようになるでしょう。
その頃には、上の世代の助言を上手に消化して、もっと力強いリーダーがいると思っています。

小川君は私が最初にイベント部会に加わったときのリーダーです。
実行力と若手の統率力、これまでもずっとおつくね祭に欠かせないリーダーでした。
いつも若手に囲まれていますし、来年のおつくね祭は何も心配ないです。
小川君は私にはできなかったことをやれる実行委員長です。

次期実行委員長小川勝さんの挨拶

(岩佐)
僕も今年からおつくね祭に関わり始めましたが、小川さんにはとてもよくしていただき、すごく熱意のある方だと思いました。
小川さんにもまた来年に取材に伺おうと思っています。

記事を読んでくれる人の中には『おつくね祭を企画してみたい』『まちづくりに関わってみたい』と少しでも思っている方がいるかと思います。
中嶋さんが思うまちづくりのやりがいやメッセージをお願いします。

(中嶋)
やっぱり仲間と一緒に汗をかいて達成感を味わうことが一番のやりがいだと思いますね。

(岩佐)
やはりそこに行き着くのですね。

最近、仕事のあり方も変わってきているなと感じてきていて、『やりがい重視』というよりかは、プライベートも大切にするっていう、ワークライフバランスを尊重するようになってきた中で、なかなか大人になってから感動するような達成感を味わうことって少ないかもしれないですね。

仕事でも今回のおつくね祭りでも、普段から人の上に立つというときに意識していることはありますでしょうか。

(中嶋)
最近、YouTubeで安芸高田市の若い石丸市長とベテラン市議会の論争を、将来の縮図だと思って観ています。
私がちょうど中間の年代なので、双方の想いをよく理解することが、物事をうまく進めることになると参考にしています。
私は人生の先輩への敬意や、合意のための根回しはとても大事だと思っています。私は石丸市長には歯が立たず、清志会議員寄りのキャラクターでしょうね。

上に立たせてもらうときは、若い人の価値観を理解するように努め、経験からくる想いは時間をかけて示していくようにすることですかね。

(岩佐)
おつくね祭に限らず、今までまちづくりにはどのように関わってきましたか?
また、これから東郷はどのような街になってほしいですか?

(中嶋)
10年程前までは、体育振興会でも活動していました。
春から秋まで活動期間が長く、事務局をさせてもらった期間は、おつくね祭の実行委員長より負担が多かったですね。
スポーツに触れる機会の提供、体育祭を始めとする各イベントなど、体育振興会の活動は地域のコミュニティの基盤だと改めて感じ、その経験も自分の中で大きいと思っています。

東郷ビジョン2020に

「東郷街道おつくね祭を通じて、素晴らしい地域資源を活かしつつ、活力と魅力ある東郷を次世代に繋げていく」

と謳われています。
「住民主体でうららが創るうららの祭」なんて手作りの祭ができることは、我々東郷の誇りであり、東郷がブランドになっていると思っています。

これからもおつくね祭をはじめ、ふるさとおこし協議会、体育振興会の活動を続けていくことが、住みよい東郷のまちづくりになると思ってます。

(岩佐)
話は変わりますが、中嶋さんはご家族で稲作をされているとお聞きしました。
農家をしていて、どのようなことにやりがいを感じますか?
また、日々楽しみにしている日課などはなにかありますでしょうか。

(中嶋)
田んぼは生活の一部であり、環境を守る手段だと思っています。
張り巡らされたかんがい、整頓された圃場は昔から引き継いだ貴重な財産です。
生産に採算はありませんが、素晴らしいインフラであり生活のフィールドだと思い、家族で田んぼを続けています。
家族で汗をかき、収穫の歓びを分かち合うことが、一番のやり甲斐ですね。

そんなフィールドの中に、今年、我が家の芝生広場をつくりました。
家族や仲間でBBQしながら語らうのが最近の楽しみになっています。
また、おつくね祭や東郷の話題でBBQできることを楽しみにしています。

中嶋実行委員長の家の庭でBBQ

(岩佐)
7月に一度おつくね祭メンバーでBBQをしましたね。またあのお庭でBBQをして東郷の話やおつくね祭の話などいろんな話ができるのを楽しみにしています。

来年も素敵な祭になりますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?